日曜学校でゲームをしました。隣人を取り替えず、今、隣にいる人を愛することを学ぶゲームです。まず、皆が大きな輪になって座り、1人だけが輪の中央に立ちます。立っている人は座っている人に「あなたは隣り人を愛しますか」と尋ねます。聞かれた人は「はい」か「いいえ」で答えて、自分の隣の人を別の人に交換するかどうかを決めるのです。

実際、「隣人」を選べたらよいと思いませんか。気の合わない同僚や変な時間に掃除機をかける隣人がいたなら、なおさらそう思います。しかし、多くの場合、そんな隣人とも仲良く暮らす術を学ばねばなりません。

イスラエルの民が約束の地に入った時、神は彼らに対して人間関係に関する重要な指示を与えられました。「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」(レビ19:18)です。その中には、うわさ話をしない、中傷しない、相手の弱みにつけ入らない、悪いことは「悪い」と当人に直接言う、などが含まれます(9-18節)。

全ての人を愛するのは難しいですが、愛ある態度で接することはできます。イエスが私たちの心を作り変え、私たちを通して働いてくださるのですから。神の民として生きることを意識していくなら、神は隣人を愛する知恵と力を下さいます。