作家のスコット・マクナイトは、高校生の時、聖霊に「降参します」と宣言して、イエスを己の人生の王にしなさい、と聖会で促されました。そして「父よ、私の罪をお赦(ゆる)しください。聖霊よ、私の中に入って、私を満たしてください」と、一人祈ったそうです。彼は語ります。「その瞬間から私は変わりました。完全になったのではありません。でも、変わりました」。聖書を読み、祈り、同じ信仰の人と会い、神に仕えたいと、突然、願うようになったのです。

復活のイエスは、天に昇られる前、弟子たちに言われました。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい」(使1:4)。それは、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、イエスの証人となる力を受けるためでした(8節)。聖霊降臨は、ペンテコステの日に初めて起こりましたが(使2章参照)、今日では、キリストを信じたその時、その人に起こります。 信じる人、皆に聖霊が下るのです。

御霊はまた、キリスト者を満たし続けます。その人の品性や願望が聖霊の助けで変えられていき、御霊の実を結びます(ガラ5:22-23)。神を賛美し、感謝をささげましょう。神は慰め、罪を指摘し、共に歩み、愛してくださいます。