エリックは20代前半でイエスの愛を知り、通い始めた教会で聖書の学びを助けてくれる人に出会いました。しばらくすると少年たちのスモールグループで教えなさいと促されました。

やがて神は、治安の悪い街の貧困家庭の中高校生を助け、高齢者を訪問し、地域作りをする奉仕を御自分の栄光のためにエリックに与えられました。彼は今、50代後半ですが、神に奉仕することを若い時に教えられて感謝していると言います。「私はイエスにある希望を分かち合いたくて仕方がないのです。神に仕える以上に良いことがありますか?」と語ります。

母と祖母の信仰に影響された時、テモテはまだ子どもでした(Ⅱテモ1:5)。使徒パウロに宣教の旅に誘われた時は若輩だったでしょう(使16:1-3)。パウロは彼に伝道・牧会者の素質があると見て、働きと人生を教える教師となりました。テモテにみことばの学びを勧め、異教の教えに勇敢に立ち向かい、賜物を用いて神に仕えるように励ましました(Ⅰテモ4:6-16)。

それがパウロの望みだったのはなぜでしょう。それは「すべての人々……の救い主である生ける神に、望みを置いているからです」と自身で述べています(10節)。イエスは世界の救い主であり、私たちの希望です。このお方に仕える以上に良いことなどあるでしょうか。