マイアミ大学アメリカンフットボール部のシャーマン・スミス監督は、ディランド・マッカロー選手を息子のように愛しました。父親を知らなかったマッカローはスミスを敬愛し、彼のような人になろうと努めました。そして、20年以上が経ちました。生みの母を探し出したマッカローは「父親の名はシャーマン・スミス」と聞かされたのです。スミスは自分に息子がいたことに、マッカローは父のように慕った人が実父だったことに驚がくしました。
次に会った時、スミスはマッカローを「息子よ」と呼んで抱きしめました。「私の自慢の息子だ」という気持ちで言われていると分かり、マッカローは感無量でした。
私たちも天の父の完璧な愛に感動すべきです。使徒ヨハネは「私たちが神の子どもと呼ばれるために、御父がどんなにすばらしい愛を与えてくださったかを、考えなさい」と述べています(Ⅰヨハ3:1)。私たちは、こんな素晴らしいお方が自分の父親だなんて、と思います。しかし、あなたは神の子どもです(1節)。
イエスを信じるなら、イエスの父はあなたの父です。もし、孤児のように独りぼっちだと感じていても、実際には天の父がおられます。そのお方は唯一の完璧な父で、あなたのことを自慢の子どもだと言ってくださいます。
神の子に選ばれたという事実は、あなたにとって、どんな意味がありますか。模範を示す指導者としてあなたが愛を示したいと思う人は誰ですか。
神よ、私の父でいてくださり感謝します。あなたの子としてふさわしく生きていけるように助けてください。