第2次世界大戦の時、ヨーロッパ戦線の数カ所にユニークな配給がありました。国が恋しい陣営の兵士たちのために小型のピアノが空輸されたのです。金属部は通常の10%、防水仕様の接着剤で組み立てられ、防虫加工が施された特別仕様でした。粗削りで簡素でしたが、故郷の歌を歌おうと集まった兵士たちの士気を高める娯楽を提供しました。
歌、特に賛美の歌は、信仰者が闘いの中で安らげる方法の一つです。ヨシャファテ王は侵略者が攻めてきた時、この真実に気付きます(Ⅱ歴20章)。王は大軍におびえて祈りと断食を布告し、人々は集まってきました(3-4節)。神は彼らに応え、兵士を率いて出陣するように命じ、「あなたがたが戦うのではない」と約束されました(17節)。ヨシャファテは神を信じ、信仰に基づいた行動をとりました。彼は歌う者たちを任命して兵士の前に行かせ、まだ見ぬ勝利を祝って神に賛美をささげました。賛美の歌が始まると神は奇跡を起こして敵を撃破し、ご自分の民を救われました(22節)。
私たちの望む時、望む方法で、常に勝利するとは限りません。しかし、イエスは罪と死に最終的に勝つ、と宣言することは、どんなときでも可能です。既に勝利されたからです。私たちは戦いの最中でも、礼拝の心で安らぐことを選べます。
今日、その場所で、神をどのように賛美しますか。イエスが勝ち取られた勝利の中にどのように自らを押し進めていきますか。
愛する神よ、あなたは私の敵よりも強いお方です。今日、あなたの御名を掲げます。