私たち姉妹は10代で、母の信仰が何なのか理解できませんでしたが、彼女の変化は明らかでした。以前より平安で幸せそうで、やがて教会で仕え始めました。母はみことばを慕い求め、神学大学院で学びました。数年後、妹がキリストを受け入れ、主に仕え始めました。その後、私もイエスを信じ、主に仕えました。だいぶ経って、父もイエスを信じました。母がキリストを信じる決心をしたことで、私たちの家族や親族には波及効果が生まれ、各々の人生が変わりました。

使徒パウロは弟子テモテに最後の手紙を記して信仰を堅持するよう励まし、次のように述べました。「私はあなたのうちにある、偽りのない信仰を思い起こしています。その信仰は、最初あなたの祖母ロイスと母ユニケのうちに宿ったもので、それがあなたのうちにも宿っていると私は確信しています」(Ⅱテモ1:5)。つまり、彼には霊の遺産があると言ったのです。

母、そして祖母であるあなた。あなたの決断は子や孫に影響を与えます。テモテが神に用いられる器になる信仰を育むためにテモテの母と祖母の助けがあったのは素晴らしいことです。母の日、そして常に、イエスに従う決断をした母たちに敬意を表しましょう。そして各々が霊の遺産を残すように努めましょう。