Month: 6月 2024

何の関わりがありますか

幼いめいが「あの子はぶどう味のあめなのに、どうして私はいちご味なの?」と尋ねました。子どもは自分のもらった物と他人のもらった物を比較しがちです。それをずっと前におい、めいから学び、彼らを溺愛する叔母として、適切な判断をしなければと考えています。

あなたは愛されている

少女アリーは「ほんとに悲しい。誰も遊んでくれない。たった一人の友だちもいなくなった。毎日泣いてる」と公園の木片に書き残しました。それを見つけた誰かが、チョークを側に置いて、「アリーへのメッセージを書いて」と記しました。近所の学校の生徒たちが、「愛しているよ」「神さまは愛しているよ」「あなたは愛された者!」など、たくさんの応援メッセージを書きました。校長は言いました。「これはちょっとした行為ですが、彼女に手を差し伸べ、心の空洞を埋める一助になるかもしれません。アリーとは私たちのことです。誰もが、どこかの時点で、悲しみを経験するのです」

希望の未来を見る

ハリケーン・カトリーナの被災地、ニューオリンズの復興は、遅々としていました。最大の被災地の一つ、ロウワー・ナインス・ワードには、2005年以降、生活必需品さえ手近で購入できません。バーネル・コトロンは、それを変えようと、2014年11月、被災後初の食料品店をオープンしました。コトロン氏は語ります。「この物件を購入した時、ばかじゃないかと皆が言いました。でも、最初のお客さんは『近所を行き来する生活がまさか戻ってくるなんて!』と涙を流したのです」。彼の母親は「私には見えていなかったものが、息子には見えたのです。彼の挑戦を嬉しく思います」と述べました。

巡礼

信仰はさまざまですが、毎年、世界で2億人以上の人が、巡礼の旅をするといいます。古今東西、巡礼者の目的は、寺や大聖堂などの神聖な場所を訪れ、何らかの祝福を得ることです。

互いから学ぶ

以前、まだZoomが広まっていない時、友人がビデオ通話で仕事の話をしようとメールしてきました。そして、返事の文面に私の戸惑いを察知すると、身近にいる若者にセットアップの仕方を教えてもらうように提案しました。

謙虚なヨルン

小作人のヨルンは、弱視で健康に問題もあり、大したことはできないと思われていました。しかし、彼はノルウェーの故郷の村人に献身的で、痛みで眠れない夜はいつも、彼らのために祈りました。村の家を一軒ずつ思い浮かべ、村人の名前を一人一人挙げて、面識のない子どもたちのためにさえ祈りました。村人は彼の優しい心根を愛し、知恵や助言を求めました。仮に、具体的な助けが得られなくてもヨルンの愛を感じ、祝福された気分で帰っていきました。ヨルンは身寄りがありませんでしたが、亡くなった時、葬儀には過去になく大勢が参列しました。また、彼の祈りは花開き、想像以上の実りをもたらしました。

神を畏れる

恐怖症とは、特定の物事や状況に対して不合理な恐怖を感じることと定義されます。例えば、クモ恐怖症。風船恐怖症やチョコレート恐怖症というものもあります。世の中には400以上の恐怖症があるそうです。つまり、どんなものも恐怖の対象になり得るのです。

善行に富む

洗濯婦のオセオラ・マッカーティは、衣類を手洗いし、天日に干し、アイロンをかける、という70余年の重労働の後、86歳にしてようやく引退しました。そして地域の人が驚くことをしました。わずかな稼ぎの中からこつこつ貯めた預金、約2千百万円を、貧しい学生のための奨学金基金を創設するために近くの大学に寄付したのです。その無私の行動に数百人が触発されて寄付に加わり、総額は当初の3倍になりました。

礼拝の家

第2次世界大戦中に下院が爆撃された時、チャーチル首相は、元の形に再建すべきと述べました。鼻を突き合わせて議論できるように狭く、議員が中央で動き回れるように長方形に、と。これが右左両派が向かい合い、立場の変更は慎重な討議の後に、という英国の政党制度を維持しました。彼は「我々は建物の形を決めるが、その形が後々私たちの在り方を形成する」と述べました。