カラフトフクロウはカモフラージュの達人です。その銀灰色の羽は、木に止まったときに周りの樹皮の色に溶け込むような模様になっています。自分の姿を隠したいときは、その羽を使ってカモフラージュし、景色の一部となって見つからないようにするのです。

クリスチャンもカモフラージュします。意識してかせずかはともかく、安易に世の中の風景に溶け込み、キリスト者であることを見えなくしてしまいます。

イエスは弟子たち、つまり、神が世から選び出してイエスに与えられた人たち、のために祈られました。彼らは、神のことばを守ったのです(ヨハ17:6)。子なる神が父なる神に祈られたのは、ご自分が去られた後も(7-13節)、弟子たちが聖(きよ)く、喜びに満たされて生きるようになるためでした。主は言われました。「わたしがお願いすることは、あなたが彼らをこの世から取り去ることではなく、悪い者から守ってくださることです」(15節)。弟子たちは聖くされ、神のために取り分けられなければなりません。そうすることで、彼らは主に送られた目的を遂行することができるのです(16-19節)。

聖霊は世間に同化する誘惑から私たちを守ってくださいます。日々イエスに従うなら、どんどんイエスに似ていきます。調和と愛に生きるなら、神は、人々をキリストの栄光に引き寄せるでしょう。