ジャーナリストは、自分の見解を挟まず、誰かの物語を伝えるよう指導されます。ですから、その世界を離れ、神に関するブログを書くように召されると、私は緊張しました。自分の考えを記すのですから。ブログを立ち上げたものの、ネタが尽きたらとも心配しました。しかし杞憂(きゆう)でした。励ましの言葉や洞察が次々と湧き、書けば書くほどアイデアが浮かびました。それは今でも変わりません。

人に仕える目的で自分の賜物や技術を惜しみなく提供するなら、神は一層の喜びと活力を下さいます。私はそれを実体験を通して学びました。

旧約聖書の列王記下には、預言者エリシャに助けを求めた貧しい女性の話があります。亡夫の債権者が、二人の息子を奴隷に売ろうとしているといいます。彼女の家には小さな油の壺一つ以外、何もありません。預言者は言いました。近所から空の器をたくさん借りてきて、そこに油を注ぎなさい、と。彼女は息子たちに器を借りてこさせ、油を注ぐと、油は尽きません(4:5)。全ての器に奇跡的に満たされた油を売って、彼女は負債を返済しました。

神にうそはありません。常に必要なものを与えてくださいます。神は賜物や技術、お金や物という祝福を下さいました。他人を祝福するためです。大したものは持っていないと過小評価したり、隠したりせずに、神の栄光のために大いに活用しましょう。