思いもよらぬ
犬の気持ちを飼い主に伝える便利グッズをご存じでしょうか。1万回以上の吠え方のデータに基づいて、犬の気持ちを解釈するのだそうです。本当の意味で犬語の翻訳をするわけではありませんが、ペットとのコミュニケーションを活性化させるのに役立つといいます。

聖書が啓示するもの
イギリスのグロスターシャー州で、1817年4月、異国風の姿でさまよう女性がいました。外国語らしき言葉を話しています。浮浪者だろうと収監されましたが、彼女はジャバス島の王女カラブーだと主張しました。人々はそれを信じ、10週間の間、彼女を王族として扱いましたが、寄宿舎の管理人がその正体を明かしました。彼女はメアリー・ウィルコックスという使用人だったのです

命にもまさる
修養会の最中に体調が悪くなり、夫たちがいる坂の上の礼拝堂に後から向かいました。薄暗い山道の木製の階段をゆっくり上り、崩れかけた丸太の上でたった一人立ち止まり一服しました。賛美歌が聞こえだすと「主よ、助けてください」と小声で祈り、ゆっくり歩いて小さな部屋を目指しました。治まらない疼痛(とうつう)の中で呼吸を整え、私の声を聞いてくださる神に感謝しました。

ろう者の心
手話が上手になりたくて、リーサはろう者の社会に飛び込み、彼らの実情を知りました。気まずく感じる健聴者たちに無視されたり、完璧な読唇術を求められたり、昇進の対象から外されたりします。手話が上達して、ろう者と自然に会話するようになると、彼女が健聴者だと知ったろう者が驚きました。友人は、「彼女はろう者の心を持っているのよ」と手話で語りました。

創造の御業に神を見る
神を信じられなくなって教会を去って数年後、ケニーは信仰の回復を礼拝で証ししました。きっかけは、神が被造物の構造や美しさを通して彼の心に触れられたことです。神の一般啓示が自然界に見られることに気付くと、神に対する畏怖の念がよみがえり、今では聖書の特別啓示による知恵をしっかり握りしめている、と言いました。彼はそう語ると洗礼のために進み出ました。牧師である彼の父は、涙を浮かべながら息子に洗礼を授けました。