Month: 1月 2025

神の回復の約束

ハリケーン・ローラは勢力を強めながらメキシコ湾を北上し、ルイジアナ州に向かっていました。地元の保安官は、風速65mを超えると知って、衝撃的な警告を発しました。「避難してください。避難指示に応じない場合、氏名、住所、マイナンバー、親族の連絡先を書いた紙をジップ付きのポリ袋に入れ、自分のポケットに入れてください。その情報が必要にならないことを祈ります」。ひとたびローラが上陸したら、破壊の様子を眺めるほか何もできないと知っていたのです。

父の日の黙想 お父さんと子どもたちへの福音

聖書から父の日をテーマにした5つの黙想を用意しました。父との間、また子どもとの間にある複雑な思いにふたをしないで、そのまま神に打ち明けてみませんか。それはもう一人の「真の父」との絆を求めるあなたのたましいの叫びなのですから。あなたの率直な祈りの道しるべとなりますように。

わたしは道である

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない」(ヨハネ14:6)。「わたしに味方しない者はわたしに敵対」している(マタイ12:30)。これらの言葉に、私たちはどう反応すべきでしょう。中立ではいられません。米国人作家シェルドン・ヴァナーケンは、C.S.ルイスとの文通でキリスト教について語り合い、この事実に向き合わざるを得なくなりました。

彼は著書『A Severe Mercy』(厳しい憐れみ、未訳)で、自分が「後戻りできない」ことを知り、身震いしたと言います。

「私はキリスト教を一種のおとぎ話のように考えていた。会ったことのない相手を受け入れも拒みもしない。しかし、イエスと出会ってしまった。もはや、メシアの存在を信じるかということではない。自分の出会ったお方を認めるか否かだ。神よ、もう後戻りはできません! 受け入れるのも怖いが、拒んだとしたら? 『あのお方はきっと正真正銘の神。私は神を拒絶してしまったのだ』というおぞましい念に取りつかれるだろう」

ヴァナーケンは、「父、子、聖霊を信じる。キリストを、わが主わが神と信じる」道を選びました。そして、語ります。「キリスト教には、本質的な真理の響き、感触がある。それによって、人生は空虚から充実に、無意味から有意義になるのだ」

私たちも各々、同じ決断を迫られます。イエスはご自身について、今からとこしえまで、人の形をとった神、この世の救い主、命の源であると宣言し、私たちに応答を求められます。あなたはどう答えますか。

Jack Kuhatschek著 I am the Way: The Amazing Claims of Jesus 抄訳。原文はこちらで読めます。DiscoverySeries.org/Q0221.

キリストはご自身の生涯、死、復活、昇天を通して何を実現されたでしょう。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 イエスの物語
8日 ろう者の心
15日 神との新しい始まり
22日 神だと分かる

イエスの物語

ケイト・ハンキーは19世紀の英国で、教師、巡回伝道者、学校の理事、宣教師、詩人として神に仕えました。1867年に大病を患い、回復の途上で2部構成の長い詩を書きました。「大好きな物語」、「語られた物語」と題された詩は、イエスの生涯に起こった出来事をイエスと自分の関係性の中で語っています。