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Winn Collier

Winn Collier

ウィン・コリエ氏は、ミシガン州ホランドに家族と住んでいます。 25年間牧師として神に仕えています。ウェスタン神学大学院の教師、ユージン・ピーターソン・クリスチャン・イマジネーション・センターのディレクターも務めています。友人との時間を大切にし、フェアトレードのコーヒー、良質な映画と本、山、問答、森林散策などが好きです。体裁を気にすること、恐れ、不正などは嫌いだと言います。お気に入りのカフェが近所にないことも嫌なことに挙げられると言います。雑誌の寄稿者でもあり、5つの著書(Restless Faith, Let God: The Transforming Wisdom of François Fénelon, Holy Curiosity, the epistolary novel Love Big, Be Well, and A Burning in My Bones: The Authorized Biography of Eugene Peterson.)があります。

寄稿一覧 Winn Collier

神の救出作戦

通報を受けた警察官が駆けつけ、投光器を照らすと、1台の車が線路に乗り上げていました。パトカーの車載カメラには、こちらに向かって来る巨大な機関車が映っています。証言によれば、列車は時速80kmから130kmぐらいの高速で走っていたそうです。その警察官は、躊躇なく行動し、列車が衝突する直前に気を失ったドライバーを車から引きずり出しました。

完全な正義

冤罪で3人の10代の若者が逮捕されました。1983年、14歳の少年が銃撃された事件で終身刑に処せられた3人は、真犯人が見つかり無実が立証されるまで、36年間を獄中で過ごしました。裁判所は彼らを無罪放免する前に、謝罪声明を出しました。

湧き出た水

ひどい干ばつ、熱波、大火など、オーストラリアのニュースに心を痛めました。雨がほとんど降らず、乾燥した灌木が発火するという状況でした。猛烈な炎が田園地帯を焼いて、魚は死に、穀物は実りません。原因は水不足。必要不可欠でありながら、あって当然のように思いがちな水が、圧倒的に足りないのです。

新しい視点を持つ

人気を博したビデオゲームは、仮想の島に100人のプレーヤーを集め、最後のひとりになるまで戦うというものです。そして、自分が殺されてしまうと、自分を殺した人の立場でゲームを見つづけます。ところが、その立場になると、自分の感情が、負けたくやしさから相手に対する連帯感に変わり、つい先程まで敵だった人に感情移入するようになるといいます。

愛ゆえに抑制する

サモアのラグビー選手の腕には普通、タトゥーがあります。サモアでは、共同体に対する責任を表すために少年に刺青をするからです。しかし、日本での試合にあたり、人々の心情に配慮して、タトゥーを長袖で隠すことにしました。チームのキャプテンは「日本の風習に敬意を払い、配慮したいと思います。受け入れられる姿で外出します」と述べました。

乏しい中から

ウォーレン・バフェットとビル・ゲイツ夫妻は、資産の半分を寄付する誓いを立て、歴史的な偉業を達成しました。2018年の時点で、寄付総額は9兆円を超えたのです。この誓いに興味を持った心理学者ポール・ピフは、寄付についてリサーチを始め、所得の低い人の方が、高い人よりも収入に対して寄付額の割合が高い傾向があると発見しました。自分が大変な人の方が太っ腹なのです。

色々な考え

大学時代、ベネズエラで夏を過ごしたことがありました。食べ物は美味しく、人は親切で、天候もおもてなしも最高でした。しかし、時間の感覚にズレがあると一両日で気づきました。例えば、正午にランチの約束をすると、それは12時から13時の間を意味します。ミーティングや旅の移動でも同じことでした。時間は一点ではなく大体の時間帯を指したのです。私は、定刻という概念は文化に依存していると学びました。

岩の上の家

アメリカのある州では、3万4千もの家が倒壊する恐れがあります。問題は土台です。土台を固めるコンクリートに、経年劣化を早める鉱物を含む土壌から採掘された石を使ってしまったからです。この過失により、すでに600軒の土台が崩れ、被害は年々増えると予測されています。

強い人

セイビーの出生時の体重はたった245グラム。在胎23週で生まれた超早産児です。医者は彼女の生涯は1時間程度かもしれないと両親に告げました。しかし、セイビーは戦いました。彼女のベッド脇のカードには「小さいけれど強い」と書かれていました。そして5か月後。セイビーは奇跡的に2,250グラムの健康な赤ん坊として退院し、世界最小の新生児の記録を更新しました。