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Winn Collier

Winn Collier

ウィン・コリエ氏は、バージニア州シャーロッツビルに妻ミスカとふたりの息子たちと住んでいます。友人と過ごす時間、フェアトレードのコーヒー、テンポのよい映画、良質な本、山、森林散策などが好きです。体裁を気にすること、恐れ、不正などは嫌いだと言います。お気に入りのカフェが近所にないことも嫌なことに挙げられると言います。シャーロッツビルのオールソウルズ教会の牧師として仕える傍ら、複数の雑誌の寄稿者であり、著書には、 「Restless Faith: Hanging on to a God Just Out of Reach」「Let God: The Transforming Wisdom of François Fénelon」「Holy Curiosity: Encountering Jesus’ Provocative Questions」「Love Big, Be Well: Letters to a Small-Town Church」があります。

寄稿一覧 Winn Collier

心の奥底の望み

ダンカンは、何はともあれ経済力だと考え、20代から野心的に働きました。有名なシリコンバレーの企業で出世し莫大な富を得ました。多額の預金、高級車、カリフォルニアの豪邸など、欲しいものすべてを手に入れました。にもかかわらず、彼は物凄く不幸でした。不安で満たされません。実際のところ、富は人生を悪くしたと言います。お金の山は、仲間や友情、喜びをもたらすどころか、頭痛の種になることの方が多かったのです。

救いを見る

ソニアは53歳。仕事も故国も捨てて亡命団に加わることになろうとは思いもしませんでした。ギャングに甥を殺され、17歳の息子も拉致されそうになりました。逃げる他に選択肢はありません。「私は祈りました。主よ、どうか飢え死にしませんように…何でもします。息子がギャングになって惨殺されるより、この苦しみのほうがましです」と彼女は語ります。聖書は、ソニアと息子に、また不正と暴虐に苦しむ多くの人々に対して何を語るのでしょう。

自由にされた

作家のマーティン・レアードは散歩の途中、4匹のケリーブルーテリアを遊ばせる男性をよく見かけました。3匹は広い野原を自由に駆け回っていますが、1匹は飼い主のそばをぐるぐる回るだけです。その犬は保護犬で、ほとんどの時間を檻の中で過ごしたからです。自由に なっても狭い檻に閉じ込められているかのように行動していました。

子どもたちを神へ導く

無神論者は、親が子どもに宗教を真理だと教えることは不道徳だと言い、信仰継承は虐待だとさえ主張します。これほど極端でないまでも、家庭で信仰を積極的に勧めないクリスチャンもあると聞きます。多くの親は、政治や経済、芸術やスポーツ、栄養や健康など、子どもの価値観に影響を与えたいと思います。しかし、神に関することは別だと考える人もいるのです。

神は待っておられた

わずか12歳。デニス・レヴァトフが、詩人として大成するずっと前のことです。大胆にも、数篇の自作の詩を偉大な詩人T.S.エリオットに送り、返事を待っていました。すると何と、彼から便箋2枚にわたる手書きの励ましの手紙が届いたのです。レヴァトフは、詩集『流れとサファイア』の序文で、彼女の作品は自身の不可知論からキリスト信仰への変遷をたどっていると述べています。後期の作品『受胎告知』では、マリヤの神への服従を感動的に歌っています。恐れず喜んで神の御子を宿すように、聖霊が取り計らわれたと述べています。その詩の中心には「神は待っておられた」という言葉が輝いています。

父の祝福

最近、父親と良い関係を持てなかった教会の人たちから、父親の愛を代弁して彼らを祝福して欲しいと頼まれました。優しく温かく接することができなかったり、過剰な期待を押し付けたりして傷つけてし まったことを子どもたちに詫び、喜びと称賛、豊かな愛を宣言するのです。私は、彼らを祝福しながら涙が出ました。自分自身が今でも、そのような言葉が必要であり、私の子どもたちも同様だと気づきました。

非難から解放される

北カリフォルニアの乾燥した山地をトレイラーで走っていた夫婦は、タイヤがパンクする音と金属が地面を擦る音を聞きました。その火花が930平方キロ以上の土地と千戸以上の家を焼失させ、数人が死亡しました。2018年の「カー火災」です。

心底望むこと

ネズミのリーピチープは『ナルニア国物語』の中で最も勇敢な登場人物かもしれません。彼は小さな剣を振るって戦い、恐れを振り払い、朝びらき丸をくらやみ島に向かわせます。その勇気の秘密はアスランの国に行きたいという望み。「それこそ、わたしのおくぞこからののぞみですぞ」と語ります。切望が彼を王のもとに導きました。

もう恐れない

誘拐された12歳の少女は、3頭の黒いたてがみのライオンに守られていました。少女は一週間前、7人の男に拉致され、森に連れ込まれて殴られました。しかし、数頭のライオンが叫び声を聞いて駆け付け、悪者たちを追い払ったのです。ライオンの群れは、彼女のそばを離れず、自分の子であるかのように守っていました。そして、エチオピア警察が来ると、そっとそこを去り、森に戻って行ったと言います。