映画『クーリエ:最高機密の運び屋』は実話に基づいた話です。主人公のグレヴィルは、友人が逮捕と過酷な監禁に直面すると知ります。直ちに国外に逃れ、その人を知らないと主張すれば、自分は助かるでしょう。しかし、彼は忠実な友であることを選び、逃げずに逮捕監禁され、友と同じ過酷な状況に陥ります。しかし、両者とも相手を裏切りませんでした。やがてグレヴィルはぼろぼろの体で釈放されますが、真実な友であり続けました。
旧約聖書のナオミにも忠実な友が必要でした。異国で夫と息子を亡くして困窮し、帰郷を決めると、嫁のルツに自国で新しい人生を見つけるように諭しました(ルツ1:8-9)。しかし、ルツは「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰れなどと、そんなひどいことを強いないでください。わたしは、あなたの行かれる所に行き……ます」(16節)と答えました。そして、姑に伴って異国の地に行き、忠実に働きました。彼女の誠実さは、自身とナオミの家庭を誉れある地位に引き上げました。彼女のひ孫のダビデは、イスラエルの王となり、神の心にかなった者と呼ばれたのです。
苦境に陥ると知りつつ誠実を選択するのは簡単ではありません。しかし、自我を捨てて神の力を求めるなら、神は驚くべき愛の力を下さいます。神の御力によって、「あなたの行かれる所へ私も行きます」と言えるようになります。
あなたの周りに困難な道を選んだ人はいますか。あなたはその人と共に歩むことを選択しますか。もしそうならば、どういう形でそれをしますか。