夏の嵐で隣から木の枝が飛んできて家の外壁が破損しました。庭には折れた枝や木の葉が散乱しています。一日の大半を庭の掃除に費やしながら、「うちには木なんかないのになぁ」と笑って乗り越えようとしました。本当です。1メートルに満たない松が3本あるだけで大木はありません。近隣の家の庭木のせいで後始末に追われているのです。
近所付き合いはやっかいです。彼らの言動やペットや植物に煩わされることもあります。しかし聖書は明確です。「隣人を自分のように愛しなさい」と9回も書いてあるのです。レビ記19章18節、マタイによる福音書19章19節、マルコによる福音書12章31節、ガラテヤの信徒への手紙5章14節、ヤコブの手紙2章8節など。これは、神の最重要命令、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」(ルカ10:27)の次に大切とされる命令です。隣人を愛するポイントは、まず態度です。使徒ヤコブは「聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るに遅いようにしなさい」(ヤコ1:19)と教えました。
これは自然にできることではありません。難しいときもあります。しかし、とにかく「愛」です。神に助けていただき、日々の暮らしを分かち合う隣人を、イエスの愛の光で照らしましょう。
近所付き合いで困っていることは何ですか。その問題を愛で対処するならどうなりますか。