エイドリアン・シマンカスは、チリのマゼラン海峡で父親とカヤックをしていましたが、あっと思った瞬間、ザトウクジラに飲み込まれてしまいました。「死ぬのだと思いました」と、24歳の青年は語ります。しかし、数秒後、クジラは彼を冷たい海に吐き出しました。彼は救命胴衣を着けていたので、水面に浮かび、父親に助けられました。

旧約聖書の預言者ヨナも大きな海洋生物と遭遇しました。彼は、神の命令に背きました。敵国ニネベの人々に、悔い改めを迫るように命じられたにもかかわらず、ニネベと反対方向に行く船に乗ったのです。その船が嵐で沈没しそうになると、ヨナは自分のせいだから、自分を海に投げ込むように水夫たちを説得しました(ヨナ1:11-12、15)。すると「主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませられた。ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた」(2:1)のです。ヨナは神から逃げていましたが、今や、神を呼び求める人でした。「ヨナは魚の腹の中から自分の神、主に祈りをささげ」(2:2)たと、聖書は語ります。

神はヨナの叫びに応えて、彼を救い出してくださいました(11節)。その後、彼はニネベに行って、神の言葉を告げ、ニネベの人々は悔い改めました(3:8-10)。

神は、大魚の中のヨナの声を聞かれたのですから、私たちがどこにいても、その叫びを聞いて、救ってくださいます。神から逃げるのではなく、神のもとに駆け寄りましょう。神は、叫び求める人に、必ず応えてくださいます。