サッカーのイングランド代表は、2021年、主要大会の決勝に55年ぶりに進出しましたが、PK戦で敗れました。多くの人々は、その後の光景を忘れないでしょう。イングランドの監督サウスゲートは、シュートに失敗し、打ちひしがれた若いサカ選手のもとに歩み寄り、彼を抱きしめました。実は、サウスゲートも1996年の準決勝でPKに失敗し、当時の監督ベナブルズに、同じようにしてもらったのです。

使徒パウロは語ります。「わたしたちの主イエス・キリストの父である神……がほめたたえられますように。神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます」(Ⅱコリ1:3-4)。パウロは、サウスゲートがサカを慰めることができたように、苦難の中で体験した神の慰めは、自分が他者を慰める力となり、苦境にある人たちの耐える力の一助となると知りました(6節)。「あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださる」(4節)神は、私たちの失望を良い目的のために用いられるのです。

私たちも同じように行動しましょう。自分が経験した神の慰めを次の人に受け渡し、絶えることのない励ましの連鎖を作り出しましょう。