ジーンの会社の社長は、辛辣(しんらつ)な言葉で従業員を萎縮させていました。ジーンも含め、皆が空気を読んで、反論しません。そんなある日、新入社員が激しく非難され、泣かされました。ジーンは、居合わせた皆が沈黙する中、口を開きました。
「あなたの部下に対する態度は間違っていると言ったんだ。彼はびっくりしていた。部下が反論したのは初めてだったから。彼は今も変わっていないけど、僕は、自分がきちんと物を言えてよかったと思っているよ」
聖書にも、皆が恐れて尻込みする中で、一人立ち上がった人物の話があります。ダビデの三勇士の一人シャンマです。「ペリシテ人が……集結したとき、そこにはレンズ豆が豊かに実った畑があった。民はペリシテ人を前にして逃走したが、シャンマは畑にとどまってこれを救い、ペリシテ人を討った」(サム下23:11-12)。ダビデの兵士たちが皆、逃げる中、シャンマだけが死を覚悟してイスラエルの食料補給地を守ろうとしたのです。
神はシャンマを助け、ペリシテ人は撃退されました(12節)。彼は、そこにいた唯一のイスラエル人でしたが、他に誰もいなかったのではありません。そこにいたお方、神が偉大な勝利を下さいました。
周りの人が尻込みする状況に、一人でも立ち向かいなさいと、神に促されるときがあるかもしれません。そのときは、共におられる神と神の助けを頼りにして、シャンマのように、毅然(きぜん)と行動しましょう。
言うべきことを言うようにと、神が促しておられることがありますか。その促しに応えるために、どのように神の助けを期待しますか。