味わったら、一歩踏み出す

それぞれじっくり味わってみて、どうだった?

これまで何度もここを読んだけど、今回初めてイエスさまの勇気に気がついたの。自分に敵意を持つ偉い人たちの前で、嫌われ者たちに味方したってことでしょ。後ろで聞いてた彼らはすごくうれしかったと思う。

この羊飼いは「一緒に喜んでください」って言うけど、僕が近所の人だったら正直「めんどくさいな、なんで自分がそんなことで喜ばなきゃいけないの?」って思っちゃう。それって、神さまにとって本当に大切なことを僕が同じように大切とは思えてないってことだよね。そう思うと、ちょっと胸が痛いな。

それって、神さまがあなたをどれほど大切だと思っておられるか、あなたが気付くことができたってことじゃない? それがまさに3つめの鍵で、みことばと自分の姿とを【照らし合わせる】 [詩篇119:105]
あなたのみことばは私の足のともしび 私の道の光です。

[詩篇119:130]
みことばの戸が開くと光が差し 浅はかな者に悟りを与えます。
の。

そうか、神さまはご自分のことだけじゃなくて、それまで僕が気がついてなかったり、見ないようにしていた自分の姿も光で照らして [ヨハネの手紙 第一 1:5]
神は光であり、神には闇が全くないということです。

[詩篇18:28]
まことにあなたは私のともしびをともされます。私の神 主は私の闇を照らされます。
見せてくれるんだね。

確かに、誰かとデートすると「あれ、私ってこれが好きなんだ」とか「実はこんなことも考えてたんだ」って自分自身についての新しい発見も多い気がする。神さまとのデートも同じなのね。

コーチが時々、僕のフォームを真似して見せてくれるんだ。恥ずかしいけど、もっと良いフォームを身につけるためには大事。それと似ているね。心は痛むけど、なんだか嬉しいしありがたいなあ。だって僕がもっと上手になるためにこれからどうしていけばいいか、教えてくれてるってことだもの。

とっても大事なことに気が付いたね。それは楽しいデートの4つ目の鍵にもつながるの。

これだけでも十分楽しく聖書を読めそうだけど?

えっ!?自分だけが楽しいデートでいいのかい?

そっか!大好きな人とのデートなら、相手にも楽しいって思ってほしいね!

もちろんそうよね。それが楽しいデートの4つ目の鍵、【主に応える】 [ヤコブの手紙 1:22,25]
みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。
しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめて、それから離れない人は、すぐに忘れる聞き手にはならず、実際に行う人になります。こういう人は、その行いによって祝福されます。

[ヨハネの福音書 14:15]
もしわたしを愛しているなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。
ってことなの。

「主に応える」ってお祈りするってこと?それなら僕は「人のことでも喜べる心を与えてください」って祈りたいな。

もし好きな人が、面と向かっては言いづらいけどものすごく大切なことを伝えてくれたなら、一瞬は戸惑うかもしれないけれど、誠実に向き合ってくれた事に感謝するよね。でも、それでおしまい?

確かに、おしまいにはできない気がする……。とりあえず僕はこれから、神さまにとって大切なことは何かを探し求めながら聖書を読んでみようと思う。

ただ祈るだけよりずっと具体的で積極的ね。

最近クラスでグループができてて、どこにも入れない子がいるの。イエスさまがパリサイ人の前で取税人や罪人の味方になったみたいに、私もその子に声をかけてあげれるといいな。他の子にどう思われるかちょっと怖いけど……。

それは大きなチャレンジねぇ。そんな時、相思相愛のすごく賢くて最強の人がいたらどうする?

怖いって打ち明けて、一緒にいて見守ってほしいと頼む。かける言葉とか、タイミングとか、いろいろ相談すると思う。人の視線を感じても勇気がなくならないように手を握っていてねとかお願いするかもしれない。

神さまにもそうお願いしたらいいと思うよ。それはあなたの正直な祈りになるわ。さっき「相手が本当に心を開いてくれたなら、聞いておしまいにはできない」って言ってたけど、ばあばも同じよ。その子のこと、教えてくれてありがとう。祈っているし相談にも乗るから、またどうなったか教えてね。
でもばあば以上に神さまが、聞いておしまいにはなさらないからね。

聖書を読むのが「神さまとのデート」っていうのが納得できた気がする。一方通行じゃなくて、心が通った絆がそこにあるってことなんだね。

実はね、聖書を介した神さまとの心通い合うデートのことを「バイブル・エンゲージメント」って言うんだけど……

「バイブル」は聖書のことでしょ?でも「エンゲージメント」は婚約?

それだけじゃなくて「積極的な関わり」とか「没頭」っていう意味もあるよね。まさにばあばみたいな聖書への取り組み方のことね。そのための4つの鍵が【受け取る】【味わう】【照らし合わせる】【主に応える】なのね。

そのとおり。でもね、「4つの鍵」は「4つのルール」じゃないの。その違いはそれぞれが試行錯誤しながら発見していってね。自分でいろいろ工夫しながらデートを楽しみ続けることで、神さまもそれに応えてくださる [ヨハネ14:21]
わたし(イエス)を愛している人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身をその人に現します。
の。その絆が、あなたの生涯だけじゃなくて、あなたの周りの人たちも変えていくのよ。


孫たちに話したデートの4つの鍵やみことばを味わう際のポイントはPDFでダウンロードできるから、よかったら印刷して聖書やデイリーブレッドに挟んで使ってね。バイブルエンゲージメントに役立つ読み物も一緒に手に入るよ。

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【味わう】で感じたこと、考えたこと

【照らし合わせる】で気がついたこと、示されたこと

【主に応える】 あなたは神さまにどのように応えたいですか?

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ばあばがバイブルエンゲージメントについていろんな質問に答えてるから、よかったらこっちも覗いてみてね。

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