旅が困難になったとき
◆ Ⅱ列王記23-25
アラスカ州キナイに住むマーティン夫妻は2009年8月、元気いっぱいの9歳の息子マティを亡くしました。飼っていた牛に引きずり回されて死んだのです。私はこの家族に会って、どれほどつらいかという胸のうちを聞きました。
この夫婦は神の癒しと慰めを求めました。マティの母親、ロナは落ち込んでいるとき、コリント人への手紙第二1章9節を読むといいます。
みことばとともに目覚める
◆ Ⅱ列王記21-22
目が覚めると、部屋はまだ暗く、起きるには早すぎました。ため息をついて枕を直し、もう一度寝ようとしましたが、今日しなければならないことが次から次へと浮かんできて、どうにもなりません。食料品の買い出し、困っている友人に食事を届ける、Eメールの返事を書く、予約を入れている病院に行く…。不安で押しつぶされそうになったことがある人なら、眠るべきときに眠れず、天井を見つめている人の気持ちがわかるでしょう。
母鳥の泥まみれの望み
◆ Ⅱ列王記11-14
玄関先のポーチに屋根をかけたとき、いつか鳥がそこに巣を作るだろうと予想していました。そこで夫は、隅の柱の上部に傾斜をつけました。しばらくすると、コマドリが新しい家を作ろうと悪戦苦闘しています。それを目撃して、わが意を得たりと微笑みました。
これ以上の愛はない
◆ Ⅱ列王記1-3
ビルは妻といっしょにロッキー山脈にドライブに出かけ、トラックと接触しそうになりました。とっさにハンドルを切ったところ、車は道路下のコロラド川に転落しました。ふたりは沈んでいく車からはい出して、懸命に急流をかき分け、岸辺を目指しました。事故に気づいたトラックの運転手は川岸に降りて、彼らに向かってロープを投げました。ビルは妻の後ろから泳ぎ、ロープをつかめるように押したので、運転手は彼女を岸に引き上げることができました。しかし、ビルはそのまま下流に流され、亡くなってしまいました。愛する女性のために命をささげたのです。
世界で一番大きなテーブル
◆ Ⅰ列王記20-22
ヨーロッパで最も混雑する道路のひとつが、2010年7月18日の日曜日、「世界一長いテーブル」になりました。その日、ドイツのルール地域にある高速道路A40は、60キロメートルに渡って車両通行禁止となりました。そして、2万卓ものテーブルがすえられて、人々が座ったり、歩いたり、自転車で行き来できるようにしたのです。