つまずきの棚卸し
◆ 詩篇105-106
◆ Ⅰコリント3
あら探しは絶好の暇つぶしで、不幸なことに、多くの人はその楽しさを手軽に味わっています。他人の欠点を探すことに熱中するのは、自尊心を満たすのに好都合ですが、これは問題です。しかし、それ以上の問題があります。それは、自分の正すべき欠点を見逃すことです。それは、霊的な成長を阻害するだけではなく、私たちを通して働く神の御業を妨げます。神の御力が、私たちを通して有効に機能するかしないか、それを決めるのは私たちの生き方なのです。
信頼できる約束
◆ 詩篇100-102
◆ Ⅰコリント1
世界規模の金融危機の後、アメリカ政府は銀行による手数料や利子の不当請求から国民を守るために、より厳しい法律を施行しました。これに従うために銀行は、一部の方針を変更したということで、私の取引銀行は、それを通知する文書を送ってきました。しかし、疑念は解消されるどころか増しました。そこには「可能性があります」とか「当行の自由裁量権によって」という文言が並び、何も信頼できないということがはっきりしたからです。
あなたがたでしなさい
◆ 詩篇94-96
◆ ローマ15:14-33
イエスは「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい」(マコ6:37)と言われましたが、この言葉は聞き逃しがちです。多くの群集がイエスの話を聞きに集まっていました。夕刻が近づくと弟子たちは神経質になり、人々を解散させるようにとイエスをせかし始めました(37節)。イエスが冒頭のように言われたのは、そのときでした。
名匠
◆ 詩篇87-88
◆ ローマ13
妻の父は、私たちが婚約したとき、特別な贈り物をくれました。 彼は宝飾デザイナーなので、私たちの結婚指輪を作ってくれたのです。義父は私たちの結婚指輪を、サイズ直しのときに出る金の断片を集めて作りました。金のスクラップは大して価値がないように見えましたが、この職人の手によって美しい指輪に変身しました。今日まで大切にしていることは、言うまでもありません。腕利きの職人が、普通の人が役に立たないと思うものを使って何をするかには、本当に驚かされます。