寄稿者

すべて見る

寄稿一覧 Ade Chandra

集中する

1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記10-11
◆ 使徒4:1-22
聖書のみことば ピリピ3:8-16
うしろのものを忘れ、……キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。―ピリピ3:13-14

私はゴルフをするので、時々レッスンビデオを見ます。しかし中には、がっかりする内容のものもあります。あるビデオの先生は、ゴルフのスイングには最低8つのステップがあり、各々のステップには12の注意点があるというのです。これでは情報過多です。

本当の富

1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記7-9
◆ 使徒3
聖書のみことば Ⅰテモテ6:6-19

この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、……神に望みを置くように。―Ⅰテモテ6:17

お金には強い力があります。私たちは、お金のために働き、必要なものを買ったり、貯金したり、自分の願いをかなえたりします。そして、「もっとあれば…」と思うのです。お金には人を混乱させる危険もあります。そういうわけでイエスは、他のこと以上にお金について教えられました。イエスは、ご自分のために献金を集められたことはありません。ですから、この教えは明らかに自分のためではないでしょう。むしろ、お金に頼ったり、お金で力を得ようとしたりするなら、聖霊が通る管を詰まらせて、私たちの霊的成長を何よりも遅らせると警告されたのです。イエスは、「金持ちの愚か者」の話をして、聴いていた人たちに「神の前に富まない」ならば、恥ずべきだと諭されました(ルカ12:13-21)。神の「豊かさ」の定義は、私たちの多くの定義とはかけ離れていることを示されたのです。

救われた

1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記4-6
◆ 使徒2:22-47
聖書のみことば コロサイ1:3-18

神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。―コロサイ1:13

壊滅的な地震が2010年1月にハイチで起こりました。破壊と死という悲惨な光景には、絶望感が漂います。しかし、それも生存者が瓦礫の下から救出されたときだけは途切れました。安堵と喜びの涙、そして自らの危険も顧みず、生存者を探して昼夜を問わず救出活動をしている人々への深い感謝が続きました。

レビ記も読むべき?

1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記1-3
◆ 使徒2:1-21
聖書のみことば イザヤ書55:6-13

わたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、
イザヤ書55:11

自分で聖書を読むことの大切さについて、ある青年実業家と話していたとき、彼は「レビ記も本当に読まなければならないのですか?」とまじめに尋ねました。「旧約聖書は退屈で難解に思えるので」と言いました。

霊的パイプライン

1年で聖書を!
◆ エズラ記6-8
◆ ヨハネ21
わたしの魂はあなたに寄り頼みます。……あなたの翼の陰をわたしの避け所とします。―詩篇57:1(口語訳)

全長約1,300kmのトランス・アラスカ・パイプラインは、地震頻発地域を通るため、地震対策が必要でした。設計者たちは、テフロンのスライダーを網状に張り巡らし、パイプの下の地面が動いてもショックが吸収されて消滅するように設計しました。2002年、地震が起こり、初めてこの真価が試されました。技師たちは、その結果に大喜びしました。地面は地震で5.5メートル近く横に移動しましたが、テフロンのスライダーが地面の動きに合わせて緩やかに動き、パイプラインは無傷でした。すべての鍵は柔軟性でした。

大いなるカムバック

1年で聖書を!
◆ エズラ記3-5
◆ ヨハネ20
聖書のみことば 使徒2:14-21,37-41

そこで、ペテロは十一人とともに立って、声を張り上げ、人々にはっきりとこう言った。「ユダヤの人々、……どうか、私のことばに耳を貸してください。―使徒2:14

私たちは、どん底まで落ちてから奇跡のカムバックを果たすという物語が大好きです。その一例が、フォード・モーター・カンパニーです。1940年代、当時の経営トップが近代化に消極的だったため、フォードは倒産寸前になりました。実際、アメリカ政府は、フォードの倒産が第二次世界大戦下の国民の戦意喪失につながることを恐れ、この会社を国営化しようとさえ考えたほどでした。しかし、ヘンリー・フォード二世が兵役を終えて経営者になると業績は回復し、フォード・モーター・カンパニーは世界最大の企業のひとつになりました。

ロイヤル・ウェディング

1年で聖書を!
◆ エズラ記1-2
◆ ヨハネ19:23-42
聖書のみことば 黙示録19:1-10

私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。―黙示録19:7

結婚式は、昔からずっと、贅沢をする機会でした。現代の結婚式は、若い女性が一日だけお姫さまになるという、子どもの頃からの夢を実現するチャンスになっています。優雅なドレス、お姫さま風の髪型、豪華なブーケ、素晴らしいごちそう、そして、家族や友人からの溢れんばかりの祝福が、夢物語の雰囲気をしっかりと盛り上げます。多くの親は、娘の夢を実現させるために、早くから貯金を始めて多額の費用を準備します。ましてロイヤル・ウェディングともなれば、その贅沢さは格別です。私たち「庶民」は、めったにお目にかかれない豪華さです。1981年、英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式の様子が世界に放映されたとき、多くの人たちは、その豪華さの一端を垣間見ることができました。

名刺

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌34-36
◆ ヨハネ19:1-22
聖書のみことば Ⅰテモテ1:1,12-17

私たちの救い主なる神と……キリスト・イエスとの命令による、キリスト・イエスの使徒パウロから―Ⅰテモテ1:1

ある文化においては、名刺に記されている肩書は非常に重要です。その人の立場を明らかにし、他人と比べて扱いを良くしたり、悪くしたりします。

思い込み

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌32-33
◆ ヨハネ18:19-40
聖書のみことば 詩篇13; コロサイ3:1-4

主よ。いつまでですか。あなたは私を永久にお忘れになるのですか。―詩篇13:1

妻とふたりで他の州に行く途中のことでした。昼食をとっている間に、車上荒らしに遭いました。粉々に砕けたガラスを見たとき、うっかりしてカーナビを隠しておくのを忘れたことに気づきました。後部座席をざっと確認すると、ノートパソコンとパスポート、そして小切手帳がありません。それも盗まれてしまったと思いました。