1年で聖書を!
◆ エズラ記1-2
◆ ヨハネ19:23-42
聖書のみことば 黙示録19:1-10

私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。―黙示録19:7

結婚式は、昔からずっと、贅沢をする機会でした。現代の結婚式は、若い女性が一日だけお姫さまになるという、子どもの頃からの夢を実現するチャンスになっています。優雅なドレス、お姫さま風の髪型、豪華なブーケ、素晴らしいごちそう、そして、家族や友人からの溢れんばかりの祝福が、夢物語の雰囲気をしっかりと盛り上げます。多くの親は、娘の夢を実現させるために、早くから貯金を始めて多額の費用を準備します。ましてロイヤル・ウェディングともなれば、その贅沢さは格別です。私たち「庶民」は、めったにお目にかかれない豪華さです。1981年、英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式の様子が世界に放映されたとき、多くの人たちは、その豪華さの一端を垣間見ることができました。

ところで、今、もうひとつの結婚式の準備が進められています。その入念さは、他には比べるものがありません。しかし、この結婚式で最も重要な人は、花婿です。花婿はキリストです。そして、私たち教会が花嫁です。ヨハネの黙示録は、「神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから」と語っています(黙19:7)。そして、花嫁が着ることの許された衣は、「聖徒たちの正しい行い」(8節)です。
 

この世の結婚は生きている期間だけのものなのに、自分たちの結婚式を完璧にするために花嫁は一生懸命準備します。それならば、キリストの花嫁である私たちは、永遠に続く結婚のために、もっともっと一生懸命準備すべきではないでしょうか。

(Julie Ackerman Link)

良い行いによってクリスチャンになるのではなく、クリスチャンだから良い行いをするのだ。