サワードウ・ブレッド
◆ Ⅰサムエル記22-24
◆ ルカ12:1-31
パリサイ人のパン種に気をつけなさい。それは彼らの偽善のことです。―ルカ12:1
サワードウ・ブレッドは、1800年代中頃のカリフォルニアのゴールドラッシュで有名になりました。1890年代のアラスカのゴールドラッシュでも人気がありました。金鉱堀りの工夫たちは、このパン生地を持ち歩いていたようです。これを種にして、お気に入りのサワードウ・ブレッドを焼くことができたからです。
警告を見逃すな
◆ Ⅰサムエル記19-21
◆ ルカ11:29-54
ヨナがニネベの人々のために、しるしとなったように、人の子がこの時代のために、しるしとなるからです。―ルカ11:30
サウスカロライナ州の夫の実家に車で向かったときのことです。高速道路は渋滞もなく、私たちの旅は順調でした。そして、テネシー州の山間部に入ったとき、私は迂回するように告げる警告標識に何度か気づきましたが、夫のジェイは何も言わず走りつづけました。それで、私たちには関係ないことなのだと思いました。ところが、ノースカロライナ州に入る手前の地点で、この先の道路は落石のために閉鎖されているという標識に突き当り、引き返さざるをえませんでした。夫は驚いて、「どうして何の警告もなかったのだろう」といぶかしげに言いました。「たくさんあったわよ。気づかなかったの?」と私。「うん全然。どうして教えてくれなかったんだい」と彼。「当然、気づいていると思ったもの」と私。これは、今では笑い話です。
永遠の賛美
◆ Ⅰサムエル記15-16
◆ ルカ10:25-42
見よ。わたしは、すべてを新しくする。―黙示録21:5
ふたりの幼い兄弟は毎週日曜日の礼拝で最前列に座り、自分たちの父親が会衆賛美をリードするところを見ていました。ある晩、父は子どもたちをベッドに寝かしつけると、ひとりが泣いているのに気づきました。どうしたのかと聞いても息子は口ごもっています。しかし、ついに口を開きました。「パパ、聖書には僕たちは天国で永遠に神さまを賛美するって書いてあるよ。そんなの長過ぎるよ!」彼は天国が、父親がリードしているような賛美が長々とつづいている場所だと想像したので、すごく退屈だと思ったのです。
分かっていない
◆ Ⅰサムエル記10-12
◆ ルカ9:37-62
私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。―Ⅰコリント9:19
クリスチャンのスポーツ記者がメジャーリーグ選手の控え室を訪れました。ふたりが話していると、フロントの人が通りかかり、惨敗したにも関わらず「クリスチャン話」をしていると気づきました。この人は「試合のインタビューをちゃんとしろ」と記者を怒鳴りつけて立ち去りました。オールスター試合のピッチャーでもある選手は、記者にあやまりました。「悪かったね。彼は何も分かってないんだ。」
戒めを学ぶ
◆ Ⅰサムエル記7-9
◆ ルカ9:18-36
すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、……後になると、……平安な義の実を結ばせます。―ヘブル12:11
私には、子どもの頃のはっきりとした思い出があります。幼稚園の先生に何と言われたのかは覚えていませんが、私は彼女に向かって「黙れ!」と言ったのです。そのときのことは忘れもしません。彼女は「家に帰りなさい」と言いました。そこで私は、教室を出て、数十メートル先の我が家に向かって歩き出しました。そして歩道を進んでいくと、裏庭の草むしりをしている母の姿が見えました。さあ、どうしましょう。私はここで、戦略的な選択に迫られました。そのまま進んで幼稚園を早引きした理由を母に話すか、それとも幼稚園に戻って先生と対峙(たいじ)するかです。