思いやりで知られる
◆ 士師記16-18
◆ ルカ7:1-30
彼はりっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。こうして、大ぜいの人が主に導かれた。―使徒11:24
マーク・グラハム陸軍少将は、2年間、コロラド州のフォート・カーソン基地の司令官でした。彼は兵士たちに親切に接することで知られ、みんなに愛されていました。軍の同僚は、「彼ほど思いやりがあって、兵士たちとその家族の幸せを気にかける指揮官に会ったことがありません」と話しました。マークと妻のキャロルは、ひとりの息子を自殺で失い、もうひとりの息子を戦闘で亡くしました。そのようなことがあって、ふたりは決心しました。任務が原因で心に病を負った兵士やその家族たち、また、戦死した兵士の家族たちを助けるために、自分たちをささげることにしたのです。
正式な入国許可
◆ 士師記11-12
◆ ルカ6:1-26
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。―ヨハネ14:6
聖会のために某国を訪れたとき、私たち夫婦は査証(ビザ)に問題があると言われて入国を拒否されました。私たちは、その国に入る正しい査証が発給されていたと信じていたのですが、その査証は無効だと言われました。何人かの政府関係者が努力してくれましたが、どうすることもできません。入国は許可されず、次の飛行機でアメリカに戻されました。どれほど交渉してもらったところで、私たちに適切な入国許可書がないという事実を変えることはできませんでした。
今日、主に仕える
◆ 士師記9-10
◆ ルカ5:17-39
あなたがたは、このすべての悪を行った。しかし主に従い、わきにそれず、心を尽くして主に仕えなさい。―Ⅰサムエル記12:20
すごくやりたかったので、ダメだと分かってはいたけれど、抑えられずにやってしまったという経験が、ほとんどの人にあります。そして、何と愚かで霊的に頑固なのだろうと、後になって後悔します。神に意図的に逆らった結果、引き起こされた出来事の中で、あなたは自分自身に腹を立てたり、茫然自失だったり、愚かな失敗の成り行きに身をまかせて流されるままにしているかもしれません。しかし、別の選択肢もあります。
静かにゆっくり話す
◆ 士師記7-8
◆ ルカ5:1-16
柔らかな答えは憤りを静める。―箴言15:1
アメリカの有名な俳優であり、映画の象徴的存在であるジョン・ウェインは、「静かにゆっくり話せ。しゃべりすぎるな」と語ったものでした。私にとって彼のアドバイスは、簡単に従えるものではありません。私は早口ですし、いつも物静かに言葉数少なく話すわけではないからです。しかし、自分の口をコントロールするという考え方は、怒りに対処するときには有益です。聖書は「語るにはおそく」(ヤコ1:19)なければならないと教えていますし、「柔らかな答えは憤りを静める」(箴15:1)とも述べています。
金メダルに価する働き
◆ 士師記4-6
◆ ルカ4:31-44
自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。―ピリピ2:4
カンザス州高校陸上選手権の2009年の大会で、珍しいことが起こりました。女子3,200メートルリレーで優勝したチームが失格になりました。しかし、さらに変わったことが起こりました。繰り上げ優勝したチームのメンバーが、くるりと向きを変え、失格したチームのメンバーに自分たちのメダルを渡したのです。