寄稿者

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Cindy Hess Kasper

Cindy Hess Kasper

シンディ・ヘス・キャスパー氏は、RBCミニストリーズで40年以上勤続しています。Our Daily Journey(若者向けデボーションガイド)の副編集長です。キャスパー氏は2006年に「デイリーブレッド」の著者に加わりました。キャスパー氏と夫トムには、成人した子ども3人と孫が7人あります。

寄稿一覧 Cindy Hess Kasper

旅立ち

僕の人生の救い主になってくださいと81年前の今日、9歳の少年がイエスに祈りました。少年の母は「クレアが今日歩みを始めた」と書き残しています。

ある静かな夜

サイモンは、オランダからアメリカに移民して米国生まれのケイと結婚し、二男一女をもうけました。その後、長女はパナマ人、長男はポルトガル人、次男は韓国人と結婚しました。

十二分に

大勢の客を自宅に招いたとき、準備したものでは不十分かもしれないと、途中で不安になりました。しかし、大丈夫でした。数名の友だちが、予想外のものを持って来てくれ、みんなが十分に食べても、まだ余っていました。

本当の愛

何年か前、友人ベスの母親がアルツハイマー病と診断されました。それ以来、ベスは母親の介護のために、数々の辛い決断をしてきました。その上、いつも快活で陽気だった母親が、徐々に人格まで変わっていくのを見て、心が張り裂けそうになりました。この経験を通して、彼女は本当の愛を学びました。本当の愛とは、いつも嬉しかったり楽しかったり、というわけではありません。

夫婦でマサチューセッツ州に旅行したとき、米国の象徴ともいえるプリマスロックを訪ねました。ここは、メイフラワー号に乗って1620年にアメリカ大陸にやってきたイギリス人入植者たちが、初めの一歩を印した場所だと言われています。私たちは、その重要性をよく味わって感謝しましたが、同時に、それがあまりにも小さいことに驚き、がっかりしました。長年の侵食と観光客が岩を削り取って持ち帰るため、もともとの大きさの3分の1なってしまったのだそうです。

道に迷う

昨年の秋、私の町を通る高速道路で畜牛のトラックが横転し、道路が数時間通行止めになりました。牛たちは逃げ出し、道路を横切って徘徊していました。牛がさまよう姿をニュースを見て、私は最近読んだ出エジプト記32章を思い出しました。神を離れてさまよう民が金の牛を造った、あの話です。

善と悪

友だちと一緒に、旧約聖書の列王記を学びはじめました。教材には歴代の王の名と、彼らがどんな王であったかが書かれた列表があります。それを見ると、イスラエルとユダの王たちの中で「良い」とされた王はほんの少数で、ほとんどが「悪い」、「ほとんどの場合悪かった」、「非常に悪い」、もしくは「最悪」とされる人たちです。

神は知っておられる

友人のキャシーは、航空便リアルタイム追跡サイトFlightAwareを使って、夫のチャックが操縦するシカゴ行きの小型機の運行状況をチェックします。チャックがいつ離陸して、どこを飛行しており、いつ着陸するのか、数回クリックすれば正確に調べることができます。

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宣教師でパイロットのネイト・セイントが、1956年に4人の仲間とともにエクアドルでワオダニ族に殺され殉教したとき、息子のスティーブは5歳でした。しかし、この殉教者たちの家族が愛と赦しを実践したことによってワオダニ族は救われ、ワオダニ族の教会は力強く成長しています。