寄稿者

すべて見る
Cindy Hess Kasper

Cindy Hess Kasper

シンディ・ヘス・キャスパー氏は、RBCミニストリーズで40年以上勤続しています。Our Daily Journey(若者向けデボーションガイド)の副編集長です。キャスパー氏は2006年に「デイリーブレッド」の著者に加わりました。キャスパー氏と夫トムには、成人した子ども3人と孫が7人あります。

寄稿一覧 Cindy Hess Kasper

意識して親切にした

ジェシカが子どもを連れて飛行機に乗ると、3歳の娘がぐずり、お腹の減った赤ん坊も泣き出しました。隣席の人が赤ん坊を抱いていましょうと言ってくれ、娘のシートベルトを閉めることができました。彼は自分が若い父親だった頃を思い出していたのでしょうか。赤ん坊にミルクをあげている間、娘と塗り絵をしてくれました。乗継便に搭乗したときも、必要なら声をかけてと言ってくれました。

まつわりつく

数十年前、蒸し暑い熱帯林の中で戦っていた米軍兵士たちは問題に遭遇しました。トゲだらけのつる草が一面に生えていて、突然、身体や装備にくっつき、前進を阻みます。振りほどこうともがくと、ますます多くの触毛に捕らわれます。兵士たちは、その植物を「ちょっと待て草」と呼びました。絡まると進めなくなって、「おい、ちょっと待て。動けない」と仲間に叫ばざるを得なかったからです。

食べて、繰り返して

新婚当初、ケリーとポールは料理ができませんでした。しかし、ついにケリーがスパゲティを作り、余ったので、次の日も食べました。3日目には、ポールが作ると言って、パスタもソースも2倍にしました。そうすれば、週末まで大丈夫だろうと思ったのです。しかし、ケリーがつぶやきました。「パスタはもう飽きちゃった。」

旅が続く

聖書のみことば:Ⅱペテロ1:5-11

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、―Ⅱコリント5:17

僕の人生の救い主になってくださいと81年前の今日、9歳の少年がイエスに祈りました。少年の母は「クレアが今日歩みを始めた」と書き残しています。

クレアは私の父です。父はキリストとともに80年以上歩み、キリストに従う決心をした「旅立ちの日」を心に刻んでいます。霊性の成長とは、生涯にわたってつづくプロセスであり、一回限りの出来事ではありません。では、新生したクリスチャンが、その信仰を育んで霊性を成長させるには、どうすればよいのでしょう。父の生活をずっと見ていて気づいたのは、以下のことです。

父はいつも聖書を読んで、神に対する理解が増すように努めていました。また、毎日必ず祈っていました(歴16:11、Ⅰテサ5:17)。聖書を読んで祈ることは、私たちを神の御そばに引き寄せてくれ、誘惑に負けないようにしてくれます(詩119:11、マタ26:41、エペ6:11、Ⅱテモ3:16-17、Ⅰペテ2:2)。父が神への信仰と従順によって神に完全に降参すると、聖霊によって「御霊の実」が育まれていきました(ガラ5:22-23)。私たちは、人に証をしたり、人に仕えることを通して、神の愛を示すことができます。

父の信仰の旅はまだつづいています。私たちの旅もつづきます。何という特権でしょう。「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長」(Ⅱペテ3:18)させていただける絆を、私たちは持っています。

救いは一瞬の奇跡だが成長は一生つづく取り組みだ。

近所の向こうに

ハリケーン・ハービーが、2017年の夏、メキシコ湾岸地域を直撃し、多大な犠牲と損失をもたらしました。多くの人が、被災者に、食料や水、衣類や宿泊場所などを提供しました。

見て学ぶ

聖書のみことば:申命記11:18-21

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。—箴言22:6

女子ソフトボールの試合で、ある選手の母親が「審判を代えろ!審判を代えろ!」と野次を飛ばし始めました。それに便乗して、他の親たちも同じように野次を飛ばしました。すると審判は振り返ってにっこり笑い、「親を代えろ!親を代えろ!」と叫んだのです。すると、親たちの野次がおさまりました。

子どもは親を見て育ちますから、親は子どもの良い手本でなくてはなりません。クリスチャンの親は以下のようにして、良い習慣と態度を子どもたちに教えることができます。

・子どもと一緒に、子どものために祈る。それによって、子どもは神と対話することを学びます。「たゆみなく祈りなさい」(コロ4:2)。

・聖書を読み、教える。それによって、子どもは神の真実を学びます。「これ(神の命令)をあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい」(申6:7)。

・イエスのことを子どもに話す。それによって、子どもを信仰に導きましょう。「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」(ヨハ3:3)。

子どもに手本を示す最も良い方法は、親自身が信仰を実践しながら生活することです。子どもたちは見ています。子どもたちは、何がもっとも大切なことかを、親を見て学んでいます。

子どもは、親の才能を受け継がないかもしれないが、親の価値観はしっかり受け継ぐ。

見て学ぶ

聖書のみことば:申命記11:18-21

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。—箴言22:6

女子ソフトボールの試合で、ある選手の母親が「審判を代えろ!審判を代えろ!」と野次を飛ばし始めました。それに便乗して、他の親たちも同じように野次を飛ばしました。すると審判は振り返ってにっこり笑い、「親を代えろ!親を代えろ!」と叫んだのです。すると、親たちの野次がおさまりました。

子どもは親を見て育ちますから、親は子どもの良い手本でなくてはなりません。クリスチャンの親は以下のようにして、良い習慣と態度を子どもたちに教えることができます。

・子どもと一緒に、子どものために祈る。それによって、子どもは神と対話することを学びます。「たゆみなく祈りなさい」(コロ4:2)。

・聖書を読み、教える。それによって、子どもは神の真実を学びます。「これ(神の命令)をあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい」(申6:7)。

・イエスのことを子どもに話す。それによって、子どもを信仰に導きましょう。「人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」(ヨハ3:3)。

子どもに手本を示す最も良い方法は、親自身が信仰を実践しながら生活することです。子どもたちは見ています。子どもたちは、何がもっとも大切なことかを、親を見て学んでいます。—Cindy Hess Kasper

子どもは、親の才能を受け継がないかもしれないが、親の価値観はしっかり受け継ぐ。

次の文章:共通の話題「生きて働かれる神:マレーシア初の女性議長誕生秘話」に戻る

雑音を避ける

何年か前、携帯の電源を切って夜の礼拝に集まるように大学の学長が学生たちに提案しました。学生たちは渋々同意してチャペルに入りましたが、約一時間の音楽と祈りの礼拝式に静かに座って参加しました。後日、ある参加者は、あの経験は「余分な雑音を締め出して心を静める素晴らしい機会」だったと語りました。

ほめられるべきお方

巨大で悲しげな眼をした人や動物を描いた奇妙な絵が、1960年代の初め頃、評判になりました。妻の作品を夫が売り込み、夫婦はどんどん金持ちになりました。しかし、制作者のマーガレット・キーンは作品に署名をしていません。彼女の夫は妻の作品を自分のものと偽っていたからです。マーガレット・キーンは、この男性と離婚するまでの20年間、この詐欺行為を伏せていて、内心、恐れていました。これらの絵画の本当の作者が誰なのかは、法廷で争われました。