言行一致
大学で教えている学生から、切羽詰まったメールが届きました。学期末が近づいたところで、そんな成績では来期は部活に入れてもらえないと気づいたのです。さてどうしましょう。彼には未提出の課題がありました。そこで、2日の有余を与えるので課題を仕上げるように返信しました。彼は「ありがとうございます。そのようにします」と答えました。ところが、2日経ってもなしのつぶてです。その学生は言行不一致でした。
真理の検証
友だちのメールアドレスから、「危険な毒グモがアメリカに上陸して人々が殺されている」というニュースが、アドレス帳に登録されている人たちに送られてきました。学名や実名がたくさん記載されていて、もっともらしい話に見えましたが、信頼できるホームページで調べると、それはデマでした。真実の検証は、信頼できる情報に照らせば可能です。
私たちのすること
父は第二次世界大戦中、陸軍少尉でした。部下を率いてアフリカ北部の609高地に進軍する途中、足を撃たれて、生命にかかわるほどの重傷を負いました。その後、父の足が元に戻ることはありませんでした。私は父の復員後に生まれたので、幼い頃は父のけがについて少しも知らず、後になって人から聞いて知りました。父は、常に痛みを感じていたのですが、愚痴を言うことはなく、それを口実に家族を養う責任をないがしろにすることもありませんでした。
生徒の涙
アラスカで炊き出しをしている団体の活動に、高校生といっしょに参加しました。4人の生徒たちは、20歳代のホームレスの男性が自分の信念について語るのに耳を傾けてから、優しい態度で福音を伝えました。愛を込めて、イエスを信じて得る希望を語りました。私は生徒たちの対応に感動しました。しかし残念ながら、彼は「自分でよく考えてみる」とは言ってくれませんでした。
キュロス・シリンダー
考古学者のグループが1879年、イラク(バビロン)で大発見をしました。それは、長さ23センチの円筒(キュロス・シリンダー)で、表面にはペルシャのキュロス王(クロス王)の功績が記録されています。ある民族が故郷に帰還し「聖なる街」を再建することを王が許可した、とも記されています。
物語の全貌
なぜイエスさまは十字架で死なれたのかと、5歳の孫のダラスが質問したので、私は罪のことや、イエスが自ら犠牲になってくださったことを説明しました。すると、彼は走っていって遊び出しましたが、ほどなく、同じ年のいとこのケイティに、その話をしているのが聞こえました。「でも、イエスさまは死んでないでしょ」とケイティ。「いいや、イエスさまは死んでいる。十字架で死んだっておじいちゃんが言ったもの」とダラス。
舌の賢い使い方
人間の身体で最も強い筋肉は何でしょう。それは舌だという人もいますが、正解か否かは分かりません。筋肉は単独では動かないからです。
取るに足りない
宇宙では何ということのない、太陽系の小さな惑星の上にいる70億人のうちのひとり…。それが私たちです。地球は実際、神が造られた無数の天体の中の微小な青い点にすぎません。私たちの素晴らしい地球は、宇宙という巨大なキャンバスの上では小さいほこりのようなものなのです。
シマリスの叫び
庭に防草ネットを敷いて、その上に玉砂利を敷き詰めようとしていると、シマリスがネットに引っかかっているのに気づきました。私は手袋をはめて、用心しながらハサミで周りの網の目を切り出しましたが、シマリスは私を歓迎しません。後ろ足を蹴り上げたり、噛みつこうとしたりします。私はやさしく、「大丈夫だから、じっとしていて」と言いましたが、まったく通じません。恐れて、暴れるばかりでした。そして、からみついていた最後の網目が切れると、一目散に逃げて行きました。