神が人生を変えた
パソコン業界の先駆者、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が2011年に亡くなったとき、世界中から100万人以上が、オンライン上で彼に賛辞をささげました。その内容は等しく、ジョブズ氏がいかに自分たちの人生を変えたかでした。彼らは、ジョブズ氏の創造的な革新のおかげで、それ以前とはまったく違う生活をしていると言いました。そして、そのことに感謝し、彼を失った悲しみを表したかったのです。あるタブレット型コンピュータには大きな字でiSad (アップル社の製品iPadをもじって「私は悲しい」と表した)と書かれていました。
嵐の中のキリスト
レンブラントは27歳のときに、マルコの福音書4章の話に基づいてガリラヤ湖で嵐を静めるキリストの絵を描きました。荒れ狂う嵐の中で難破の危機にさらされた小さな舟が、光と影の見事な対比の中に描かれています。弟子たちは暴風と大波にうろたえていますが、イエスは平静です。この絵のおもしろいところは、舟に乗っている13番目の弟子が描かれていることです。美術評論家はレンブラント自身だろうと言います。
親切な行い
友だちと旅行をしているとき、道路脇に立ち往生している家族に出くわしました。友人たちはすぐに車を寄せてその家族を助け、車のエンジンがかかるようにし、その夫婦と話をしてガソリン代を手渡しました。何度もお礼を言う妻に対して彼らは、「お役に立ててうれしいです。イエスの御名によってしたことです」と答え、その場を立ち去りました。彼らが困っている人を助け、カンパまでして、親切の源はイエスだと当然のように言う姿は、何とも印象的でした。
固い決意
戦火によって母国を追われた難民のニュースをテレビで見ていて、10歳の少女の言葉に胸を打たれました。帰国できる可能性はほとんどないのに、「家に帰ったら近所のみんなを訪問したり、友だちと遊んだりするわ」と、きっぱり語りました。「父さんは家が無いと言ったけど、私たちで何とかするわと答えたの」とも言いました。
メンテナンス
娘たちに車の運転を教えたとき、車のメンテナンスの基本も教えました。地元のガソリンスタンドに行って、給油するたびにエンジンオイルをチェックするように言いました。それから何年も過ぎましたが、彼女たちは今でも、そのときの私の口癖を覚えています。それは、「オイルは安い、エンジンは高い」というものです。オイルの補充や交換でエンジンの故障を防げるなら、安いものです。
柔和な者は幸いです
柔和という言葉を表す英単語は、弱いという意味の英単語と音が似ているために、そのふたつに関連性があるように考えられてきました。一般的な英英辞書は柔和の語意を「従順すぎる、簡単に押し付けられる、いくじのない、元気のない」などと定義します。それなので、なぜイエスは、「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから」(マタ5:5)と言われたのだろう、と疑問を持つ人たちがいます。
まもなく到来
スポーツ観戦やイベントの入場券、新商品の広告などに「近日発売」という文言があります。新技術の発表や映画などなら、「近日公開」です。このような広告をする目的は、しばらく先の出来事に、期待感やワクワク感を生み出すことです。
力を断たれる
人口密度の高いアメリカ北東部を2012年10月末、大型ハリケーンが襲いました。その進路に当たった町々では大規模な洪水が発生して、大きな被害が出ました。また、800万世帯以上が停電しました。この停電によって、食糧や燃料、水などが不足し、交通網が寸断されて大混乱になりました。うなるような風と打ち寄せる高波によって、建物は押しつぶされ、あたりは水びたしになり、大量の土砂が町に流入しました。メディアはこの出来事を「数百万世帯で電力断たれる」と報じました。
にわかの喜び
ポラロイドカメラ「SX-70」が1972年に発売されたとき、写真撮影に革命をもたらしました。オーウェン・エドワードはスミソニアンマガジンの記事で、ポラロイドカメラは「物理学と工学と電子工学の奇跡」だと語りました。写真を撮ると、カメラの前から「四角い白の紙が出てきて、人の目の前で写真が現像されます」。即座に結果が得られることは、大きな売りでした。