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Dennis Fisher

Dennis Fisher

デニス・フィッシャー氏は、2005年に「デイリーブレッド」の著者に加わり、以来、歴史や科学、文学に触れる例話を多く取り入れてきました。フィッシャー氏には、ふたりの成人した子どもと孫がひとりあり、妻のジャネットとともにミシガン州デウィットに住んでいます。

寄稿一覧 Dennis Fisher

これ以上の愛はない

人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。—ヨハネ15:13

ビルは妻といっしょにロッキー山脈にドライブに出かけ、トラックと接触しそうになりました。とっさにハンドルを切ったところ、車は道路下のコロラド川に転落しました。ふたりは沈んでいく車からはい出して、懸命に急流をかき分け、岸辺を目指しました。事故に気づいたトラックの運転手は川岸に降りて、彼らに向かってロープを投げました。ビルは妻の後ろから泳ぎ、ロープをつかめるように押したので、運転手は彼女を岸に引き上げることができました。しかし、ビルはそのまま下流に流され、亡くなってしまいました。愛する女性のために命をささげたのです。

相手が生き残るために自分のいのちを差し出すことは、この上ない愛の証です。イエスは、裏切られた夜、人類のためにご自分のいのちを差し出すつもりだと弟子たちに語られました。イエスは「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません」と言われ(ヨハ15:13)、十字架につくことによって、究極の自己犠牲の模範を示されました。

イエスは、あなたのためにそうなさったのです。あなたの代わりに死なれたのです。そのことを考えたことがありますか。イエスはこうして、あなたへの愛を証明されました。それだけではありません。あなたが、罪を赦されて永遠に天国で住むことを、可能にしてくださったのです。Dennis Fisher

キリストの犠牲は我々の罪の代価であり、神が望んでおられたことだ。

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これ以上の愛はない

聖書のみことば:ヨハネ15:1-13

人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。—ヨハネ15:13

ビルは妻といっしょにロッキー山脈にドライブに出かけ、トラックと接触しそうになりました。とっさにハンドルを切ったところ、車は道路下のコロラド川に転落しました。ふたりは沈んでいく車からはい出して、懸命に急流をかき分け、岸辺を目指しました。事故に気づいたトラックの運転手は川岸に降りて、彼らに向かってロープを投げました。ビルは妻の後ろから泳ぎ、ロープをつかめるように押したので、運転手は彼女を岸に引き上げることができました。しかし、ビルはそのまま下流に流され、亡くなってしまいました。愛する女性のために命をささげたのです。

相手が生き残るために自分のいのちを差し出すことは、この上ない愛の証です。イエスは、裏切られた夜、人類のためにご自分のいのちを差し出すつもりだと弟子たちに語られました。イエスは「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません」と言われ(ヨハ15:13)、十字架につくことによって、究極の自己犠牲の模範を示されました。

イエスは、あなたのためにそうなさったのです。あなたの代わりに死なれたのです。そのことを考えたことがありますか。イエスはこうして、あなたへの愛を証明されました。それだけではありません。あなたが、罪を赦されて永遠に天国で住むことを、可能にしてくださったのです。

キリストの犠牲は我々の罪の代価であり、神が望んでおられたことだ。

デザート・ピート

キングストン・トリオは1960年代に「デザート・ピート」という歌を発表しました。カウボーイが砂漠で手動ポンプを見つけました。傍らには「瓶の中の水は飲むな。ポンプを動かす迎え水として使え」というデザート・ピートのメモがありました。喉の渇いたカウボーイは、瓶の水を飲む誘惑を抑えて指示に従って、冷たい水をたくさん飲みました。メモを信じなければ、わずかな生暖かい水を飲んだだけでした。

語る木

キリスト信仰を表す最も古い英語の古典に、「ルードの夢」という詩があります。「ルード」は棒や柱を表す英語の古語で、キリストが架けられた十字架を意味します。この古い詩は、木の側から見たキリストの十字架を語っています。木は、神の御子を殺すために自分が使われると知り、そんなことはいやだと言います。しかしキリストは、信じるすべての人に救いを得させるために、協力して欲しいと木に言われたのです。

心の修繕

先日、洋服のサイズを直してもらうために、リフォームショップに行きました。その店の壁には色々なものが貼ってあり、それを見て感心しました。そのひとつには、「私たちは服を修繕しますが、心を修繕できるのは神だけです」と書かれていました。その横には、復活のキリストが、悲嘆にくれるマグダラのマリヤに声をかけようとしておられる姿を描いた絵もありました。「祈りが必要なら、お知らせください。ともに祈りましょう!」と書いた紙もありました。

緊急の祈り

スタンリー・プレイムナスが2001年9月11日、ワールド・トレード・センター南棟の81階で働いていると、窓の向こうから突然、飛行機が近づいて来ました。スタンリーは、とっさに机の下に隠れて、「主よ、どうにもなりません。助けてください!」と祈りました。

砕かれ新しくなる

父は第二次世界大戦中、陸軍に入り、南太平洋に行きました。そして、「松葉杖はいらない」と言ってすべての宗教を拒否しました。しかし、そんな姿勢が全く変わる日が来ました。その夜、母は3人目の子どもを出産しようとしていました。兄と私が床につくときには陣痛が来ていて、私たちは翌朝には弟か妹が生まれているとわくわくしながら眠りにつきました。そして朝起きると、「赤ちゃんは男の子、女の子?」と父に尋ねました。すると父は、「女の子だったけど、死んでしまった」と答えたのです。私たちは悲しくて一緒に泣きました。

神の臨在の中で―神と一緒に過ごす時間

日々の生活に追われて、神とともに過ごす時間がなおざりになってしまうことがあります。 聖書を読み祈るという習慣をつけていくためにはどうすればよいのでしょう。デニス・フィッシャー師が、実践的なアドバイスをしてくれます。これを読むならきっと、デボーションに新鮮さがよみがえり、あなたとの対話を待っておられる神と再びつながることができ
るでしょう。

再生ビジネス

アダム・ミンターは世界中を飛び回って廃品の研究をしています。著書『ジャンクヤード・プラネット巨大ゴミ・ビジネスをめぐる旅』は、数十兆円規模になったこの業界の変遷を、年代を追ってつづっています。世界中の起業家たちは、捨てられた銅線やボロ布、プラスチックなどを探し出し、有益なものに再生します。