寄稿者

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Elisa Morgan

Elisa Morgan

モーガン氏はこれまでに、子育て、霊的人格形成、伝道をテーマに15を超す著書を手がけました。代表作に、「ママのためのデボーション聖書」「満ち満ちた美しさ~神がご覧になる私」などがあります。現在、「本当に」というタイトルでブログを公開中です(elisamorgan.com注:英語のみ)。MOPSインターナショナルという小さな子を持つ母親のサポートネットワークで20年間取締役を務めました。モーガン氏の夫エバンはデイリーブレッド・ミニストリーの国際部の重役のひとりでます。ふたりはコロラド州デンバー在住で、近所に成人した子どもふたりと孫ふたりがいます。

寄稿一覧 Elisa Morgan

涙を謝らないで!

カレンは夫に先立たれ、子どもたちを養うために必死でした。教会の友人たちが、彼女たち家族を楽しませようと週末キャンプを企画すると、カレンは感動して涙し、泣いてしまったことを何度も謝りました。

神の右の手

飼い犬2頭と散歩をしていて、高齢のほうを抱き上げようとして若いほうのリードを地面に置きました。そして、再びつかもうとしたとき、犬は突然、私の指をリードに引っ掛けたまま、ウサギを見つけて走り出したのです。指の痛みは地べたに転がって悶絶するほどでした。

悲しみの用語集

ヒューとディーディー夫妻は、我が子を天国に送りました。その時、自分たちのことは何と呼ぶのだろうと思いました。配偶者を亡くした人は寡婦、または寡夫、両親を亡くした子は孤児です。しかし、我が子を亡くした親には呼び名さえなく、虚無感だけが残りました。流産、死産、乳幼児突然死、事故、病気、自死。この世から自分の子どもが奪われたなら、残された親は悲嘆に暮れるだけで、呼び名さえありません。

神は聞いてくださる?

教会で祈りのカードに記された内容を祈るという奉仕をしていたことがあります。その多くは匿名で、結果について知る術はありません。正直なところ、私が祈って何かが変わるだろうかと自問する時もありました。そういう疑問を持ったことがある人は多いでしょう。私も旧約聖書のハンナのように、子どもが欲しくて長年祈りましたし、父の救いもずっと祈りましたが、父は確かな信仰告白をしないまま亡くなりました。

よく休みなさい

午前1時55分。スマホでチャットしたことが気になって寝つけません。私はくるまっていたシーツから抜け出して、そっとソファーに移動しました。そして、安眠術についてネット検索すると、逆に、安眠の妨げになることがヒットしました。長い昼寝、カフェインの摂取、夜の運動などです。夜遅くにスマホを見ることもよくありません。チャットはダメだったのです。よく眠りたければ、してはいけないことがたくさんあります。

あなたに必要な知恵

エレンは郵便受けに分厚い封筒を見つけました。親しい友人からです。実は先日、人間関係の悩みを彼女に打ち明けていたのです。何かしらと思って開けると、「Say It in Morse Code (モールス信号で伝えよう)」というスローガンで有名なブランドのビーズのネックレスでした。ビーズが表すモールス信号は「神の道を探し求めよ」であることを告げるカードも同封されていました。親友の思いやりに思わず笑みがこぼれました。

神の配慮

大きな音に驚いて外に出ると、窓に激突した鳥がデッキに倒れています。息はあるようですが動きません。どうか助かって…と思いました。

できることをした

スーパーのレジ係が、袋入りのカップケーキ、誕生日カード、ポテトチップスをスキャンして合計額を告げました。すると女性の顔が曇りました。引詰め髪のおくれ毛が疲れた顔にかかり、幼い子が母親の気を引こうと隣でぐずっていました。彼女は「すみません、何か返しますね。この子の誕生祝いのためだったんですが…」と、悲しそうにため息をつきました。

生きて働く信仰

孫と私は手をつなぎ、スキップで駐車場を横切りました。新学期に着ていく服を買うのです。幼稚園に通う孫は、どんなことにもワクワクと嬉しそうです。孫の可愛さは格別と言われますが、本当にその通りで、そのワクワク感を一層の喜びにするのが、祖母である私の使命だと感じます。しかし、それ以上の使命もあるのです。