遠く離れた場所
トリスタンダクーニャ島は、288人の住民が暮らす離島です。ここは世界で大陸から最も離れた有人の島で、南アフリカ共和国の海岸から約2,800キロも離れています。この島には空港が無いので、そこに行くには、7日間の船旅をしなければなりません。
はるかにまさる
外でサイレンが鳴り、幼い子どもが何の音かと尋ねました。母親は、それは竜巻警報で、地下に避難しないと巻き込まれて死んでしまうかもしれないと説明しました。すると少年は「それは悪いことなの? 死んだらイエスさまに会えるのに」と言いました。
聖なる心の賛美
友人のマイルナは外国旅行中、礼拝をささげるために教会に行きました。その教会の人たちは会堂に入るとまず、正面から顔を背けてひざまずき、祈っていました。人々は礼拝の前に、自分の罪を神に告白していたのだそうです。
神の防具
イスラエル人は、ネヘミヤの監督のもとでエルサレムの城壁を再建していましたが、半分ほど完成したとき、敵に狙われていると知りました。労働者たちは疲れていたので、やる気を失いかけました。ネヘミヤは対策を講じなくてはなりません。
悩める者に安息を
私はチャールズ・ディキンズ作の「デイヴィッド・コパフィールド」の一場面が大好きです。それは、主人公のデイヴィッドを虐待した性悪な義父マードストンと、気骨ある伯母ベッツィ・トロットウッドがやりあう場面です。
罠にかからない
昆虫を捕まえて10日間で消化する、「ハエジゴク」という植物があります。それは、何も知らない虫が、罠が仕組まれた葉の上で花蜜の匂いをかぐところから始まります。そして虫は、花蜜を調べようと、そのあごに当たるところに這い出して来ます。すると、葉が0.5秒の速さでパタンと閉じ、消化液が出てきて、昆虫を溶かしてしまいます。
主のご計画か私たちの案か
夫は18歳で洗車ビジネスを始めました。ガレージを借りて従業員を雇い、広告もしました。彼はその会社を成功させて売却し、そのお金で大学に行くつもりでした。それで、買い手が現れると大喜びで交渉したのですが、取引は結局、流れてしまいました。そしてようやく会社が売れたのは、数か月後のことでした。
私の力である神
古代バビロニアの兵士は冷酷非道で、鷲が獲物を襲うようにどう猛に他国を侵略しました。彼らは強いだけではなく、自意識が強く傲慢で、事実、自分たちの能力を崇拝していました。聖書は、「自分の力を自分の神とする者」と語っています(ハバ1:11)。
アビガイルの嘆願
ダビデは、協力を拒否して無礼を働いたナバルを探し出すため、部下400人とともに出陣しました。途中でナバルの妻アビガイルに会わなかったら、ナバルを殺していたでしょう。アビガイルは惨事を食い止めようと、ダビデの兵士を養うに十分な食料を携えて、彼に会いに出かけました。そして、復讐を実行したなら罪悪感に悩まされるだけだと、礼を尽くして説得しました(Ⅰサム25:31)。ダビデは、彼女が正しいと納得して、その良い判断をほめました。