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Jennifer Benson Schuldt

Jennifer Benson Schuldt

ジェニファー・ベンソン・シュルツ氏は、2010年に「デイリーブレッド」の著者に加わりました。Our Daily Journey(若者向けデボーションガイド)の著者およびブロガーでもあります。夫ボブとふたりの子どもたちとともに、シカゴ郊外に住んでいます。

寄稿一覧 Jennifer Benson Schuldt

聖霊の導き

ミシェルはオーツ麦と革の匂いがする馬小屋で、私の娘に乗馬の手ほどきをしてくれました。彼女は白いポニーに口を開けさせ、くつわのかませ方を見せ、頬革を引きながら、その重要性を説明しました。くつわで馬のスピードや方向を制御できるからです。

どんなときも

手術は失敗だったので5週間後に再手術を受けるようにと主治医がジョーンに告げました。不安が募ります。ジョーンと夫は高齢で、子どもは遠方に住んでいます。再手術のために自分たちだけで、車で不慣れな土地に行き、複雑な医療手続きを済ませ、初対面の専門医と話をするのです。心が折れそうでした。しかし、神は助けてくださいました。道中カーナビが壊れましたが、地図を頼りに予約時間に間に合いました。神が知恵を下さったのです。病院ではキリスト教の牧師に出会いました。彼は祈ってくれただけでなく、いろいろと助けてくれました。神は助け人を送られたのです。そしてジョーンの手術は成功しました。

祈って進める

息子の手術の際、その人が執刀医であることに感謝しました。退職間近のベテランで、同じ症状の患者を何千人も診てきたからと家族を安心させてくださいました。その上、手術開始前には、最善の結果を与えてくださいと神に祈られました。本当にありがたいことでした。

弱さの中の強さ

息子が3歳になる頃、私は手術をすることになり、退院後も回復まで1カ月以上かかると言われました。術後、元気いっぱいの幼児の世話をどうすればよいのでしょう。その上、食事の支度です。汚れた皿が積まれたシンクや、ベッドに横たわる自分を想像し、私は自分の不調が家庭に与える影響を恐れました。

開かれた神の御腕

私はため息をつきました。友人と互いの子どものことで意見がぶつかり、和解が必要でした。電話をかけなければと思うのですが、両者の見解はまだ一致しておらず、気が進みません。しかし、私の態度が親切さや謙虚さに欠けていたのは確かでした。仲直りしてもらえなかったらどうしようと心配でした。しかしその時、ある歌の歌詞が思い浮かび、昔の記憶がよみがえりました。以前、神に罪を告白した時のことです。私は、神が赦してくださったと分かって、罪悪感から自由になったのでした。

本物のイエス

読書会が始まって小説のあらすじの説明がありましたが、ジョアンには話の流れも登場人物も全く覚えがありません。やがて、間違えて課題図書と似た題名のノンフィクションを読んだからだと気付きました。その別の本も確かに面白かったのですが、正しい本を読んだ仲間たちと意見交換することはできませんでした。

クリスマスの奇跡

ガレージセールで見つけたナティビティーセットの赤子イエスは、布に包まれて目を閉じているおなじみの姿ではありません。身体をおくるみから出し、目を開け、腕を伸ばし、手指を広げて「わたしはここにいます!」と言っているようでした。

声を使う

リサは8歳の時から吃音(きつおん)に苦労していて人と話すことが苦手でした。しかし、スピーチセラピーを受けて障害を克服すると、人のために声を使う決心をしました。心の悩み電話相談のボランティアを始めたのです。

生きている兆候

娘は2匹のペット用のカニをプレゼントされると、水槽に砂を入れて、快適な環境を作り、水やエサをあげました。カニは、機嫌良く暮らしているようでしたが、突然、姿を消しました。私たちは驚いて、至る所を捜しましたが、やがて、脱皮の準備のために、砂に潜ったに違いないと分かりました。約2カ月間は砂の中だといいます。