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Leslie Koh

Leslie Koh

生まれも育ちもシンガポールのコー氏は、デイリーブレッド社に加わる前、シンガポール最大の新聞ザ・ストレイツタイムズのジャーナリストとして15年余り筆を取りました。悪い知らせがほとんどの新聞から良き知らせを伝えることに鞍替えできたのは大きな収穫だと言います。コー氏は、心を動かす良質の読み物こそ何よりも人の心に届くと信じています。コー氏の趣味は、食べること、旅行、ジョギング、そして執筆編集です。

寄稿一覧 Leslie Koh

神はどこに?

レラは癌の末期で苦しんでいました。夫のティモシーは、愛の神がなぜ、妻の苦しみを取り除かれないのだろうと嘆いています。彼女は聖書を教え、皆の相談相手になってきたのです。しかし「なぜ、こんな目に遭わせるのですか」と悲しみながらも、彼は信仰を離れません。「なぜですか。あなたを神に引き止めるものは何ですか」と率直に尋ねると、「忘れられない経験がいくつもあるから」と答えました。

邪魔された計画

ジェーンは言語療法士になるつもりでしたが、インターンの時、精神的に無理だと感じて断念しました。次に、雑誌のライターになる機会が与えられました。作家になるとは思えませんでしたが、のちに文筆活動を通して貧困家庭を擁護するようになりました。彼女は「神がなぜ私の計画を変えられたか分かります。もっと大きなご計画をお持ちだったのです」と振り返ります。

愛をもって対立する

ある法律に関して国を二分する論議が起こり、クリスチャンの意見も分かれました。そしてお互いを「心が狭い」とか「信仰の妥協」と非難しました。神の家族が意見の違いで分裂し傷つくことがあります。私も聖書の教えを生活に適用させることで意見の違う人から揶揄されたことがあります。しかし、反対意見の人を傷つけたことが、私にもあったでしょう。

神の目に麗しい

ボーイフレンドができると、デニスはダイエットをしたり服装にも気を配ったりしました。彼に魅力的だと思われたかったからです。結局のところ、どの女性誌もそう語っているではありませんか。ところが、彼は「君がぽっちゃりしていて服に無頓着だった時も、今と同じぐらい好きだったよ」と言いました。そのときデニスは、美しさとは何と主観的なものだろうと思いました。

何もかも失ったとき

半年でジェラルドの人生は激変しました。経済危機で事業と財産を失い、息子を事故で亡くしました。母はショックから心臓発作で死亡、妻はうつ病になり、ふたりの娘たちは深く傷つきました。「わが神、わが神。どうして、私をお見捨てになったのですか」(詩22:1)というみことばを繰り返すほか、何もできませんでした。

今、おられますか

妻が難病にかかった時、イエスを信じる信仰による平安を手にして欲しいと思い、マイケルは福音を語りましたが、彼女は関心を示しませんでした。ある日、通りがかりの本屋で「神さま、今、おられますか」という本に目が留まりました。妻がどう思うだろうとさんざん迷いましたが、結局買って贈ると、驚いたことに、妻は受け取ってくれました。

苦しみの目的

人工透析が必要だと言われて、シウ・フェンは、もう十分だと思いました。独身で定年まで働きました。長年のクリスチャンです。頑張って長生きする理由はないと思いました。しかし、友人たちに説得され、神を信頼して人工透析を始めました。

素晴らしい知らせ

地方新聞が「家族の絆」というテーマでキリスト教団体が刑務所で行ったイベントについて報じました。受刑者たちは、ガラス越しではなく家族と対面し、互いに手を触れ、抱きしめ合うことができました。長年、我が子に会っていない人もいたそうです。自然に涙が流れ、家族の距離が縮まり、癒しが始まりました。

備えられた良い行い

海外旅行に行ったとき、大柄な人が近づいて来たので後ずさりしました。この休暇は散々でした。怒鳴られたり、だまされたり、ゆすられたりしました。またか…と身構えたところ、その人は街を一望できる場所を告げ、笑顔でチョコレートを渡すと去っていきました。彼の小さな親切で、その日は気持ちよく過ごせました。旅全体も救われました。私たちは、元気をくれたその人と神に感謝しました。