イエスを信じて前進する
林をランニング中、近道を見つけようと別の道に入りました。迷子になったかと思って、向こうから来た人にこの道で大丈夫かと尋ねると、「大丈夫!」という答え。そして、けげんな面持ちの私を見て、こうつけ足しました。「心配ないよ。僕は間違ったルートは全部試した。でも大丈夫。それが走ることだから」
遠すぎない
ラジは少年時代にイエスを信じましたが、すぐに信仰を離れ、神と無縁の生活を送りました。ある時、やり直そうと教会に行きましたが、長年教会を離れていたととがめられただけでした。恥をかかされ、信仰を忘れた年月を後悔しました。そして、希望はもう無いかと思った時、シモン・ペテロの話を思い出しました(ルカ22:34、60-61)。イエスは、三度もご自分を否定したペテロを受け入れられたのです(ヨハ21:15-17)。
それはしるしですか?
ピーターは失業した後、必死に祈り、ついに良い条件の内定をもらいました。専業主婦の妻と幼い子ども。自分が唯一の稼ぎ手です。友人たちは、祈りの答えだと言いました。ところが、その会社が怪しげな事業に投資し、汚職の嫌疑がかかっていると分かり、不安になりました。彼は結局、内定を辞退しました。苦渋の決断でしたが、「神のみこころは、私が正しく生きることのはず。今は神が必要を満たしてくださると信じるしかありません」と語りました。
あなたの役割、神の役割
部門の管理職に1年そこそこで抜てきされ、ジャニスは戸惑っていました。祈ると、昇進を受け入れるように神が促していると感じましたが、任に堪える実力があるのか不安です。彼女は「経験が浅いのに大丈夫ですか。失敗するのなら、なぜ、私をここに置いたのですか」と、神に尋ねました。
逃げる
合気道の入門クラスは発見の連続でした。攻撃された時は、まず逃げることを考えるといいます。「逃げられなかった時のみ、戦いなさい」と、師範が真顔で語るので、私は非常に驚きました。これほど高い自衛能力を持つ先生が、戦いから逃げろと言うのです。直観と相容れないとも思いましたが、最善の自衛は、戦い自体を避けることと説明されて納得しました。
駐車場のもめごと
ドライバーが2人、駐車場で声を荒げ、どちらが進路妨害したかでもめていました。悲しいことに、それは日曜日の教会の駐車場のできごとです。2人は、たった今、礼拝で、愛や赦し、忍耐のメッセージを聞いたはずです。それなのに、頭に血が上って、全部忘れてしまったかのようでした。
心機一転
中華系の家族は世界のあちこちで旧正月を祝います。通常は1月の下旬から2月の中旬あたりで、親族が集まります。正月前には、大掃除をし、つけを支払い、元旦には新調した服を着ます。それは、過去を清算して新しい一年を始めることを意識させてくれます。
待ったかいがある
ジェームスは理不尽な上司と長時間労働のために転職を考えました。家のローンがあり、養うべき妻子もいるのですが、とりあえず辞めたかったのです。しかし、妻が「もう少しだけ我慢して。神が何をくださるか祈って待ちましょう」と言いました。二人の祈りは、何か月も経ってからかなえられ、ジェームスは良い仕事を見つけました。家族で過ごす時間も増えました。彼は「長かったけれど、神のご計画が、神の時に明かされるのを待っていてよかった」と語りました。
高価で尊い
テニイは自分に自信のない子でした。父親に認めてほしかったのですが、学校でも家でも、よくやったと言われたことはありません。成人してからも、自分に対する不安を抱えていました。