嵐を静める
ハリケーン・カトリーナがミシシッピー州の沿岸に迫ってきたとき、ある引退牧師は夫婦で避難場所に向かいました。アトランタの娘のところに行くように勧められたのですが、銀行が閉まっていて旅費を引き出せなかったのです。やがてハリケーンが去り、自宅に身の回りの品を取りに行くと、家は壊れ、父親の写真の入った写真立てが水に浮いていました。牧師がその写真を乾かそうと取り出したところ、366ドル分の紙幣がいっしょに出てきました。ふたり分のアトランタ行き航空券の代金と同額でした。どんなときでも、イエスに頼ることができると学んだ出来事でした。
神は聞いておられる
アメリカのTV番組が、1982年にビリー・グラハム師にインタビューする前日のことです。宣教団の広報部長だったラリー・ロスは、グラハム師がインタビューの前に祈る個室を用意して欲しいと言いました。しかし、グラハム師が到着すると、彼のアシスタントは個室は必要ないと告げました。彼によると、「グラハム先生は朝起きてすぐ祈り出し、朝食を取りながらも、ここへ来る車中でも祈っていて、おそらくインタビューの最中もずっと祈っている」からだといいます。後日、ロスは「若輩者の自分にとって、あれは大きな教訓になった」と述べています。
お金で買えない物
マイケル・サンデル著「それをお金で買いますか」によると、今日ではお金で買えないものは少ないそうです。例えば、アメリカの刑務所では一泊あたり90ドル(約9,000円)払えば監房がアップグレードできます。絶滅危惧種のサイは25万ドル(約2,500万円)で狩猟でき、かかりつけ医の携帯電話の番号は1,500ドル(約15万円)で手に入ります。ほとんどの物が売り出されているといいます。
道を踏み外す
ニューヨークの法律事務所のオンライン調査によると、ウォールストリートのトレーダー、投資仲介業者、また投資銀行の行員、その他、金融関係の会社で働く人たちの52パーセントが、何らかの違法行為をしたことがあるか、今はしていなくても、成功するためには仕方がないことだと思っているそうです。その結論は、これら金融界のリーダーたちについて道徳的指針を失っており、企業の不正を「必要悪」として受容していると結論づけています。
さようなら
マックス・ルケードはハーフ・アイアンマン・トライアスロンに参加したとき、不平がマイナスのパワーになることを経験したそうです。彼は次のように語りました。「2キロ泳いで、90キロを自転車で走った後、21.1キロのハーフマラソンを走るエネルギーは残っていないように感じました。その辛さは、隣の走者も同じだったようで、『もうイヤだ。こんなレース出なければよかった』と言いながら走っていました。私は、「さようなら」と挨拶して、彼のそばを離れました。」この人の話をいつまでも聞いていたら、自分も同じように感じてしまうと思ったので、彼のそばを離れたというのです
時宜にかなった言葉
タイミングがすべてだと、誰かに言われたことがありますか。聖書によると、言葉をかけることにもタイミングが重要なのだそうです。神がちょうど良いタイミングで誰かを元気づける言葉を届けるのに、あなたの口を使われたことはありませんか。それとは逆に、言いたいことがあっても、黙っている方が賢明だというときもあるでしょう。
死の危機
ローレン・コルナキは夏に救急救命の講習を受けて良かったと思っていましたが、こんなにすぐ、それも、家族のために役立てることになるとは、予想だにしていませんでした。彼女の父親は車の修理をしていたのですが、ジャッキがすべって車の下敷きになってしまいました。22歳のローレンは雄々しくも重さ約1.5トンの車を持ち上げて、父親を引きずり出し、心臓マッサージや人工呼吸などの適切な応急措置をして救急車の到着を待ちました。
我々は安全
ケンタッキー州フォートノックスの米国連邦金塊貯蔵所は要塞のような建物で、連邦政府に預けられた、5千トンの金塊などの貴金属が保管されています。この建物は22トンの扉とさまざまな警備システム、すなわち、警報装置、防犯カメラ、地雷原、有刺鉄線、電気柵、武装した警備員、覆面戦闘ヘリコプターなどによって厳重に守られています。そのため、フォートノックスの金塊貯蔵所は、地球上で最も安全な場所のひとつと考えられています。
たくさんのアドバイザー
トマス・ア・ケンピスは15世紀の神学者ですが、次のように語りました。「全てについて完全な知識を持つ賢者がいるだろうか。自分の意見に頼りすぎず、他人の意見に常に耳を傾けるよう心がけよ。君の意見は良いかもしれない。しかし、神を愛するが故に、自分のではなく相手の意見を採用するなら、より大きな益を得ることができる」と言いました。人生の計画を立てる時、信頼できる人にアドバイスを求めることがいかに重要であるか、トマスは心得ていました。