神の正義と恵み
英国のロマン派の画家ジョン・マーティン(1789-1854)は、文明の滅亡を描いた黙示録を思わせる風景画で知られています。そこでは、人間は大惨事に圧倒され、迫りくる破滅に対して無力です。『ニネベの陥落』という絵は、暗い雲の下、押し寄せる大波から逃げる人々の姿を描いています。
悔い改め
友人が結婚の誓いを破り、家族を傷つけました。そして、妻に赦(ゆる)してほしいと言うのです。私は、口先の謝罪だけではダメだと言いました。彼女に対する愛を行動で示し、罪に無頓着な態度と決別しなければならないと。
祝う価値がある
メソジスト教会の英語の聖歌集の巻頭を2世紀以上飾っていたのは、チャールズ・ウェスレー作詞の「主イエスのみいつとみめぐみとを」です。原題は「救われた日を記念して」です。イエスを信じる信仰に目覚めて己が根こそぎ変えられたことを記念し、悔い改めてキリストに従う人が賜る神の恵みの栄光を歌っています。
気前よく与える信仰
数年前、私たちの教会は難民の受け入れを打診されました。何人かの教会員は、それに応じました。中には客間のない家に住んでいる人もいました。
今この時の神
子育てをしていた頃に住んだ町を訪れる機会がありました。よく行った場所がまだ残っていて懐かしく思いました。
悲嘆の叫び
トルコ・シリア大地震で倒壊した建物のがれきの中で、5歳の少女ジナンは弟をかばいながら叫びました。「ここから出してください、何でもしますから。あなたの召使いになります」。何と悲痛な叫びでしょう。
単純な命令
幼かった娘に「寝る前にお片付けしてね」と言うと、「妹たちはしないのに?」と軽く抵抗されたものです。そんな時、こう答えていました。「妹たちのことはいいよ。私は君にお願いしているんだ」