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Amy Peterson

Amy Peterson

エイミー・ピーターソン氏は、テイラー大学の優秀成績者向けプログラムの職員です。テキサスA&M大学にて英文学学位を取得し、ウィートン・カレッジにて異文化学の修士号を取得しました。まもなく、シアトルパシフィック大学にて美術学修士課程を修了予定です。ピーターソン氏は、東南アジアにて2年間英語教師を務め、帰国後はカリフォルニア、アーカンサス、ワシントン、インディアナなどの州で教鞭をとりました。Dangerous Territory: My Misguided Quest to Save the Worldの著者です。趣味は、読書、キルト作り、ハイキング、エコナ生活習慣を試すこと等です。

寄稿一覧 Amy Peterson

歌う理由

歌うと脳に変化が起こるそうです。ある研究によると、歌を歌うと不安とストレスを和らげるホルモンが体内で分泌されると言います。また、グループでいっしょに合唱をすると、互いの心拍数が同期していくことを示唆する別の研究もあります。

まばたきして神を想う

友だちのライリーが「神さまってまぶたのようね」と言ったので、私はびっくりして「それってどういうこと?」と尋ねました。私たちは聖書に示されている神の姿について、いっしょに学んでいました。例えば、子を産もうとしている母(イザ42:14)、蜂に合図する養蜂家(7:18)などです。けれど、まぶたというのは聞き慣れないものでした。ところが、ライリーは申命記32章を示しました。モーセはここで民の世話をしてくださる神を賛美し、「ご自分のひとみのように、これを守られた」(10節)と語っています。

待つことの重荷

ここ数年で親族のふたりが大きな病気を患いました。彼らを看病する上で最も大変だったのは、常に先が見えないということでした。私たちは医者の明確な言葉を期待しましたが、物事はそれほど単純ではありません。白か黒かではなく、もう少し様子を見ましょうということがしばしばでした。不確実性というのは大きな重荷です。次の検査でどうなるのだろうと常に不安でした。死が私たちを分かつまでに、どれだけの時間があるのでしょう。ガンのような病気は、私たちが死に逝く存在だという現実を突き付けます。人はいつかこの世を去っていきます。

私のために捨てられた

バージニア大学の研究者が、痛みに襲われる時の脳の反応を調べました。ひとりの場合、知らない人が手を握ってくれた場合、親しい人が手を握ってくれた場合で違いがあるかを調べたのです。数十組のペアで実験し、一貫した結果が得られました。ひとり、または、知らない人が手を握っている場合は、危険を処理する脳の領域が活発に活動していましたが、友人の場合は静かでした。友がそばにいると、痛みは軽減するようです。

苦難

昨年の冬にコロラド州の自然史博物館に行ったとき、アスペンの木に関する驚く事実を学びました。すらっとした白い幹のアスペンは、たったひとつの種から森を育てることができます。ひとつの種から生まれ張り巡らされた根は、木になるか否かに関わらず何千年も生きて、薄暗い森の地下で眠っています。そして、火災や洪水、雪崩等の自然災害で地面が裸になって太陽の光を受けると、その根から芽が出て木に育つといいます。

素晴らしい神の御顔

我が家の4才の息子は絶えず喋っていて質問の嵐です。息子と喋るのは大好きですが、彼は私の方を見ずに話しかけるという困った癖を身につけました。「聞こえないよ。話すときはちゃんとママの方を見てね」と注意することが増えました。