踊って賛美
年配の女性が車椅子に座っている動画があります。これは1千万回以上視聴されました。その女性は、往年の有名なバレリーナ、マルタ・ゴンザレス・サルダーニャです。今はアルツハイマーを患っていますが、チャイコフスキーの「白鳥の湖」が流れると、奇跡が起こります。彼女の弱々しい手がゆっくり上がり、最初のトランペットの音でバレエが始まります。知力も体力も衰えていますが、才能はそこにあるのです。
ラブソング
土曜日の午後、静かな川沿いの公園には、ジョギングをする人や釣り糸を垂れる人がいました。カモメたちはエサを取り合っています。私たち夫婦は座って、一組のカップルを眺めていました。おそらく40代後半で、外国語を話しています。男性は、人目を気にする様子もなく、自国の言葉でラブソングを歌い、女性は、彼の目をじっと見つめていました。その歌は、そよ風に運ばれて、みんなの耳に届いていました。
近づかない
ヤマネ(げっ歯類の小動物)の鼻がヒクヒクと動いて、移動し始めると、木の枝に吊るされた鳥の巣箱いっぱいの種子を見つけました。ヤマネは、鎖を伝って巣箱に降りて来て入口から入ると、一晩中、種を食べ続けました。ところが、朝になると大変な状況に陥りました。鳥たちが次々に来て巣箱の入口からヤマネをつつくのですが、ヤマネは食べすぎで身体が膨張し、そこから抜け出せなかったのです。
賢明な助言
パリのノートルダム大聖堂で、2019年4月15日、火災が発生し、尖塔が焼けて崩落しました。次の懸念は鐘楼です。巨大な鐘を支える木製の枠が焼け落ちると連鎖的な崩落を招き、大聖堂全体が焼失するかもしれません。
本当の幸福
コルドバ(スペイン)を10世紀に支配したアブド・アッラフマーン3世は、50年間「臣民に慕われ、敵に恐れられ、同盟者に敬われ」た成功の後、奥深い人生の見解を語りました。彼は、富や名誉、権力や快楽を享受した己の特権を認め、その間、彼が純粋に幸福を感じた日数を数えたところ、それはたった14日でした。何という現実でしょう。
フレッシュスタート効果
ブリオニアは30歳の誕生日、好きではない営業の仕事を続けている自分に嫌気が差し、新しい仕事を探そうと決心しました。デビッドは、大晦日に鏡を見て、減量すると誓いました。ジェームズは、先月もカッとなってキレてしまったので、今月こそキレないように頑張ろうと自分に言い聞かせました。
クリスマスの子
想像してください。種から森を造ったお方が、ご自分の生命を胎芽から始めました。満天の星を造ったお方が、人の胎に入り、超音波画像の小さな豆粒で始まる存在になりました。神であるイエスが「ご自分を無に」(ピリ2:6-7)されました。なんという驚きでしょう。
私は手
ハイシャは2000年に失明しました。ウェンチは子どもの時、両腕を失くしました。しかし、二人は障害を乗り超える方法を見つけました。「僕は彼の手で、彼は僕の目だ」とハイシャは語ります。
良い知らせ
ヒトラーの統治が欧州に広がる1941年、小説家スタインベックは、執筆の依頼を受けて『月は沈みぬ』を書きました。これは悪辣な侵略者と闘う平和な国の人々の物語で、地下組織で印刷され、占領された国々で密かに拡散されました。援軍の到着を信じて、小説の登場人物たちのように自由のための闘争をつづけることを鼓舞したのです。スタインベックはこの小説を通して、ナチス支配下の人々に解放は近いという良い知らせを届けました。