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責任のなすり合い

ジェニーは夫が不貞をはたらき、その女性と結婚したとき、相手の女性には決して会わないと心に誓いました。けれども、自分の恨みが子どもたちの父親との関係に悪影響を及ぼしていることに気づくと、状況を変えることはできなくても、恨みを乗り越えることはできると思いました。そして、最初の一歩を踏み出せるようにと神に祈りました。

外見は魅力的、中身は有害

1年で聖書を!
◆ 詩篇82-84
聖書のみことば 箴言2:6-20
 
そのとき、あなたは正義と公義と公正と、すべての良い道筋を悟る。―箴言2:9

オーストラリアで調査したところ、タバコの箱のデザインが質素であればあるほど、十代の若者は喫煙を魅力的だとは思わないという結果が出ました。これを受けてオーストラリア政府は、タバコの箱に関する法律を制定しました。

忙しすぎる

1年で聖書を!
◆ イザヤ書41-42
◆ Ⅰテサロニケ1
聖書のみことば ルカ10:38-42
 
彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。―ルカ10:39

飛行機の搭乗を待っていたとき、私が牧師だと小耳に挟んだ人が、話しかけてきました。彼はキリストを信じる前の人生について語り、それは「罪と自己陶酔」の日々だったと言いました。しかし、彼はイエスと出会ったのです。そして、自分の生活がどれほど変わり、どれほどの奉仕をしてきたかも語ってくれました。それは興味深い話でした。しかし、彼の話は、神のために非常に多忙だったということで、神と非常に親しく交わってきた、というものではありませんでした。それで、「先生、正直なところ、なぜ、こんなにも心が満たされていないのだろうと思うのです」という質問には、少しも驚きませんでした。

選択の自由

1年で聖書を!
◆ イザヤ書30-31
◆ ピリピ4
聖書のみことば ダニエル書6:1-10
 
彼は、いつものように、日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた。―ダニエル書6:10

米国最大の大学フットボールの試合が、2011年にはユダヤ教の大切な祭り、ヨム・キープルに行われることになりました。それを知ったテキサス大学の学生会は、大学側に日程を変えるようにと嘆願しました。長年の宿敵オクラホマ大学との試合の応援に行くか、それとも大切な聖日を守るかという二者選一を、ユダヤ教徒の学生に迫るのは不公平だからというのがその理由でした。しかし、試合の日程は変わりませんでした。宗教の自由が認められている社会で暮らしていても、各人の信仰が試され、難しい選択を迫られることは必ずあるものです。

品性健忘症

1年で聖書を!
◆ 箴言16-18
◆ Ⅱコリント6
聖書のみことば ヨブ記1:13-22
 
ヨブという名の人がいた。この人は潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっていた。―ヨブ記1:1

読める漢字でも、いざ書こうとすると思い出せないという経験はありませんか。パソコンやスマートフォンばかりを使っているので、手で書くことが疎かになり、以前は書けたはずの漢字が思い出せないのです。ある若者は「自分の名前と住所以外、手書きする機会はめったにない」と言いました。中国でも同じことが起こっているそうで、この現象を英語で「キャラクター・アムネシア(漢字健忘症)」と呼ぶ人がいます。

将来を見据えて

1年で聖書を!
◆ ヨブ記11-13
◆ 使徒9:1-21
聖書のみことば ヘブル11:23-31

モーセは……パロの娘の子と呼ばれることを拒み、……苦しむことを選び取りました。―ヘブル11:24-25

米ソという超大国が緊張関係にあった冷戦時代(1947-1991)、アルバート・アインシュタインは、「第三次世界大戦がどう戦われるかは分からないが、第四次世界大戦は、棒と石で戦われるだろう」と言いました。核戦争の結末を明確に言い表したのです。理由はどうであれ、核を用いれば、結果は壊滅的です。

新ルートの検索

1年で聖書を!
◆ ヨブ記3-4
◆ 使徒7:44-60
聖書のみことば Ⅱテモテ3:10-17

聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。―Ⅱテモテ3:16

友人の車で旅をしたとき、私たちは毎日、彼の車のカーナビを使いました。タッチパネルで目的地を登録すると、地図を示すだけでなく、いつ、どこで曲がるのかなども音声ガイダンスで教えてくれます。うっかりして角を曲がりそびれたり、意図的に別の道に入ったりすると、音声ガイダンスは「新ルートを検索しています」と知らせてくれます。そして、正しい道に戻れるように導いてくれます。

苦労と成果

1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記30-31
◆ ルカ13:23-35

 
悪者には心の痛みが多い。しかし、主に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。―詩篇32:10

あるフットボールチームが夏期合宿をしたとき、コーチたちは選手を叱咤激励することばをプリントしたTシャツを着ていました。それは「毎日、どちらかを選ばなければならない。練習のつらさか、後悔の痛みか」というものです。訓練はつらいものです。さぼりたいと思うこともありますが、スポーツでも人生でも、つらくても短い期間頑張ることが、長い目で見れば成果を上げる唯一の道です。戦闘に巻き込まれてから準備をしても手遅れです。人は、人生の試練に対する準備が整っているか、それとも準備を怠って「もし、…たら、どうしよう」とか「…していればよかったのに」と、不安や後悔にさいなまれてばかりいるか、そのどちらかです。これが後悔の痛みというものです。

夢、それとも選択?

1年で聖書を!
◆ レビ記23-24
◆ マルコ1:1-22
聖書のみことば ピリピ1:1-11

 
あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。……純真で非難されるところがなく、―ピリピ1:10

これまでの人生で、様々な良いアドバイスをもらいました。その中でも最高のアドバイスのひとつは、ある賢い友人の洞察です。「人生を築くのは、自分の夢ではなく、自分の選択だ」というものです。