世界の二大勢力が対立し「冷戦」と呼ばれる状況が続いていた20世紀後半のある時期、アメリカ合衆国の国民は核戦争の脅威と隣り合わせに生きていました。1962年、ソ連の核ミサイルがキューバに配備されてキューバ危機が勃発したとき、私たちは滅亡の淵にいるように感じました。それは、当時小学6年生だった私にとって、恐ろしい状況でした。
主の名は堅固なやぐら。正しい者はその中に走って行って安全である。 ―箴言18:10
家を建てるとき、強盗が押し入った際に逃げ込む「セーフルーム」という特別な部屋を作る人たちがいます。