クリスマスの旅
◆ オバデヤ書
◆ 黙示録9
ナザレからベツレヘムまで、どのくらいの距離でしょうか。もし、これがアメリカのペンシルベニア州のナザレから同州のベツレヘムまでなら、15キロメートル足らずです。車で10分ほどの距離です。しかし、身重の妻と一緒に出かけたヨセフのように、ガリラヤのナザレからユダのベツレヘムまで行くのなら、130キロメートル近くあります。ヨセフと妻マリヤは、おそらく一週間ほどかけて、そこに到着したことでしょう。けれども、快適なホテルで過ごしたわけではありません。ヨセフは家畜小屋しか見つけられず、そこでマリヤは「男子の初子」を産んだのです(ルカ2:7)。
平和
◆ エゼキエル書47-48
◆ Ⅰヨハネ3
平和はアダムとエバの時代に失われました。禁断の木の実を食べて自分たちが裸であることに気づくやいなや、ふたりは互いに相手を責め始め(創3:12-13)、神の平和な星に対立を持ち込みました。このふたりの末裔(私たちも含まれる)は悲しいことに、祖先の悪い模範に倣っています。私たちは自分が間違ったときでも他人のせいにする一方で、誰かが失敗したときには、責任をたらい回しにすることに腹を立てるのです。自分の不幸を他人のせいにするなら、家族や教会、地域社会や国家を分裂させます。私たちは平和を作ることができません。誰に責任を負わせようかと、犯人捜しに夢中になるからです。
行為と結果
◆ エゼキエル書37-39
◆ Ⅱペテロ2
ポートランドを出発してシアトルに向かっていた旅客機がハイジャックされました。1971年11月24日、20万ドル(当時の7,200万円)の身代金を要求し、要求が受け入れられなければ飛行機を爆破すると脅した容疑者は、D.B.クーパーという男だと言われています。飛行機は、身代金受け取りのために着陸した後、再び離陸しました。そして男は飛行機の後方からパラシュートで飛び降り、夜空へと消えていったのです。今でも捕まらず、事件は未解決のままです。この事件により、不安と恐怖が信頼と安全に取って代わり、結果、空港警備体制は劇的に強化されました。クーパーの犯した罪は、すべての人たちに影響を及ぼしました。
水を求めて
◆ エレミヤ書30-31
◆ ピレモン
―ヨハネ4:14
アメリカ合衆国は巨費を投じて、火星に水の痕跡がないかを探しています。NASA航空宇宙局は、双子の探査機「オポチュニティー」と「スピリット」を送って、現在か、また過去のある時点で、この赤い惑星に水が存在していたか否かを調査しました。なぜでしょう。科学者たちは、この小さな双子探査機から送信されるデータを解析して、火星に生命体が存在していた可能性を解明しようとしています。生物が存在するためには、水が必要です。水がなければ何も生きていけません。
想定外
◆ エレミヤ書22-23
◆ テトス1
ワシントン・ポスト紙の記者が、人々の識別力を試す実験を行いました。1月のある朝、首都圏の鉄道の駅で、有名なヴァイオリニストに正体を隠してストリートライブをしてもらいました。多くの人々が前を通り過ぎていきましたが、足を止めて演奏を聴いた人はほんのわずかで、彼のヴァイオリンケースに集まった投げ銭は、45分間の演奏でたった32ドルでした。2日前、この演奏家、ジョシュア・ベルは、同じ350万ドルのストラディバリウスでコンサートをしましたが、そのチケットは1枚1万円で完売していたのです。