私は主にあって私
◆ 哀歌1-2
◆ ヘブル10:1-18
―Ⅰペテロ3:14
地元の病院で診察を待っていたとき、十字架のキリスト像が壁にかかっていることに気づきました。しばらくして看護師が問診にやって来ましたが、質問の中には「病院のチャプレンに相談したい霊的な問題がありますか」という問いもありました。私は、「尋ねてくださってありがとう」と答えました。これは今の世の中では珍しい質問です。彼女は微笑みながら、自分たちの病院は信仰を基盤にしており「霊性のケアは使命のひとつです」と語りました。この人たちは社会がますます多元的で世俗的になる中、恐れることなく自らの信仰を公言しています。私は、そのことに感銘を受けました。
水を求めて
◆ エレミヤ書30-31
◆ ピレモン
―ヨハネ4:14
アメリカ合衆国は巨費を投じて、火星に水の痕跡がないかを探しています。NASA航空宇宙局は、双子の探査機「オポチュニティー」と「スピリット」を送って、現在か、また過去のある時点で、この赤い惑星に水が存在していたか否かを調査しました。なぜでしょう。科学者たちは、この小さな双子探査機から送信されるデータを解析して、火星に生命体が存在していた可能性を解明しようとしています。生物が存在するためには、水が必要です。水がなければ何も生きていけません。
正しい材料
◆ エレミヤ書18-19
◆ Ⅱテモテ3
私は料理が得意ではありませんが、それでも時々、市販のケーキミックスを使ってお菓子を作ることがあります。ケーキミックスに卵とサラダ油、水を混ぜ合わせるのですが、美味しく仕上げるコツは、材料のバランスです。つまり、正しい素材を正しい分量で加えなければダメです。これは、伝道についても同じです。つまり、大切な第一の戒め(マタ22:36-38)と大宣教命令(28:19-20)のバランスが肝心です。
戦争の代価
◆ イザヤ書32-33
◆ コロサイ1
もし、戦争撲滅・世界平和の名のもとに行われた歴代の戦争の犠牲者が、4列になってロンドンの戦争記念碑の前を行進したら、全員が通り過ぎるのに7日間かかるのだそうです。第一次世界大戦のドキュメンタリー番組の解説で、そのように語られていました。これを聞いて、戦争の恐ろしさにぞっとしました。莫大な戦費、土地や建物の破壊、そして経済活動の停滞は大きな損失ですが、それとは比べ物にならないほどの人的被害が戦争にはつきものです。軍人も民間人も命を落とし、限りなく多くの人たちを悲しませます。戦争の代価は非常に高いのです。