Category  |  霊の成熟

中傷される

強風にあおられて火は燃え広がり、何日も燃え続けました。歴史家タキトゥスは、市民が我が身を守ろうと悲鳴を上げて逃げ惑う、混沌(こんとん)としたローマの様子を記録しています。結局、ローマ市の3分の2近くが焼失しました。皇帝ネロは、キリスト教徒が放火したとうそをつきました。キリスト者を憎んでいたので、災禍の責任をなすりつけようとしたのです。この火災はネロの命令によるものだという噂を払拭するためだったのかもしれません。

頑張りに依存しない

一年の計は元旦にありといいますが、その目標は少々高すぎる傾向にあるようです。新年の抱負の80パーセントは、2月中旬には、既に挫折しているといいます。作家エイミー・ウィルソンは「人生を良くするには、まず自分で自分を変えなければならない」という発想を否定するべきだと語ります。新たに義務を追加するのではなく、むしろ、新年を「捨てる」機会と捉え、本当に必要のない過重で継続的な負担を、ようやく少し手放すタイミングが来たと考えることが重要だと語ります。