Category  |  悲しみ

嵐が襲ったとき

1年で聖書を!
◆ レビ記8-10
聖書のみことば ローマ8:26-30
 
すべての慰めの神がほめたたえられますように。神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。―Ⅱコリント1:3-4

ハロルドとキャシーとふたりの息子は、ミネソタ州の森林で竜巻に遭遇しました。数年後、キャシーはその体験を話してくれました。

深く悲しむ

1年で聖書を!
◆ 哀歌3-5
◆ ヘブル10:19-39
聖書のみことば 哀歌3:25-33
 
たとい悩みを受けても、主は、……あわれんでくださる。―哀歌3:32

エルサレムは炎に包まれ、預言者エレミヤは泣きました。彼は、神のさばきを予測して警告しましたが、その言葉を顧みる者はいませんでした。今や、彼の恐ろしい預言はみごとに成就しています。哀歌には、エレミヤがエルサレムの滅亡を嘆き悲しんだ過程が記されています。

忘れられた神

1年で聖書を!
◆ イザヤ書37-38
◆ コロサイ3
聖書のみことば Ⅰコリント2:6-16
 
神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません。
―Ⅰコリント2:11

私たちは、使徒信条を述べて「我は聖霊を信ず」と言います。作家であり牧師でもあるJ.B.フィリップス師は、「このように言うとき、私たちは聖霊が生きた神であり、人の心の内に喜んで入ってくださり、内側からその人を変えてくださることを信じている、と言っています」と語りました。

天国からの癒やし

1年で聖書を!
◆ イザヤ書17-19
◆ エペソ5:17-33
聖書のみことば Ⅱコリント1:1-10
 
慈愛の父、すべての慰めの神がほめたたえられますように。―Ⅱコリント1:3

トマス・ムーア(1779-1852)は、アイルランドの詩人であり、作詞家、そして歌手です。多くの人たちが彼の歌を聴き、また歌いました。彼の才能は、多くの人たちに喜びを与えました。しかし悲しいことに、彼の生活は、5人の子ども全員に次々と先立たれるという不幸に見舞われ、とても困難なものでした。ムーアの賛美歌は、「なやむものよ、とく立ちて、めぐみの座にきたれや。天のちからにいやしえぬ、かなしみは地にあらじ」(讃美歌399番)と語っていますが、彼の心の痛みを思うとき、この言葉は一層重みを帯びてきます。心に響くこの歌詞は、祈りの中で神にお会いするならば、私たちの痛んだ心も癒やされていくことを思い出させてくれます。

神のあわれみ

1年で聖書を!
◆ 箴言10-12
◆ Ⅱコリント4
聖書のみことば 詩篇31:9-15
 
私をあわれんでください。主よ。私には苦しみがあるのです。私の目はいらだちで衰えてしまいました。私のたましいも、また私のからだも。―詩篇31:9

今日で2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロから10年になります。9月11日が来ると、アメリカ全土のみならず全世界に激震を与えた、あの破壊映像と悲嘆、そして喪失感が、心によみがえります。それを思い出すことなく、この日を迎えることはできません。何千もの尊い生命が失われ、この国が安全だという安心感が無くなり、国全体が深い喪失感に襲われました。あの個人的、また国全体としての喪失感は、あの日の出来事と共に、いつも思い出されることでしょう。

朝明けには喜びが

1年で聖書を!
◆ 詩篇40-42
◆ 使徒27:1-26
聖書のみことば 詩篇40:1-5
 
夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。―詩篇30:5

アンジーは、濃い霧の中で車を運転していて前がよく見えず、トラックに正面衝突してしまいました。大ケガをして脳にひどい損傷を負い、その後遺症で寝たきりになりました。また、話すこともできなくなってしまいました。

信頼と悲しみ

1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌28-29
◆ ヨハネ9:24-41
聖書のみことば Ⅱコリント1:3-11

 
笑う時にも心は痛み、―箴言14:13

アメリカで1994年にサッカーのワールドカップが開催されたとき、ミシガン州でアメリカの試合があるのを知って、家族そろって絶対に行こうと決めました。そして、ポンティアック・シルバードームでアメリカ対スイス戦を観戦するという、すばらしい体験をしました。それは今でも忘れられない思い出です。

完全な平和と休息

1年で聖書を!
◆ 民数記12-14
◆ マルコ5:21-43
聖書のみことば詩篇71:19-24

 
あなたは私を多くの苦しみと悩みとに、会わせなさいましたが、私を再び生き返らせ、―詩篇71:20

今日の聖書のみことば、詩篇71篇の作者は、多くの苦しみと悩みに遭いましたが、神は自分を再び生き返らせてくださると心の奥底で信じていました(詩71:20)。「再び生き返らせる」の文字通りの意味は、「再度、命のある状態にする」です。詩篇の作者は「(あなたは)私を再び生き返らせ、地の深みから、再び私を引き上げてくださいます。あなたが私の偉大さを増し、ふり向いて私を慰めてくださいますように」(20-21節)と述べています。苦難の人生がずっと続いていたとしても、天国に着いたときにはもう終わっています。

ニューグレンジ

1年で聖書を!
◆ ヨナ書1-4
◆ 黙示録10
聖書のみことば ローマ5:12-21

 
もしひとりの違反により、ひとりによって死が支配するようになったとすれば、なおさらのこと、恵みと義の賜物とを豊かに受けている人々は、ひとりのイエス・キリストにより、いのちにあって支配するのです。―ローマ5:17

ニューグレンジは、アイルランドにある5千年前の古墳です。ボイン渓谷の農民によって建造された墓で、その面積は何と4千平方メートルほどもあります。そこは人々が「死」という問題に(埋葬や礼拝を通して)向き合う場所でした。ニューグレンジの内部には細い通路があり、それが墓室に続いています。12月19日から23日の冬至(昼間の時間がもっとも短い)のころ、太陽の光が一日17分間だけ、その通路を通って墓室の中に差し込みます。このことは大変よく知られています。それを「生は死を打ち負かす」という勝利の力強いシンボルだという人もいます。