探求の書シリーズ

自分を好きになる -聖書は何と言っているか-

自分を好きになり、自分らしさを大切にする、という考えは聖書に反する、という人がいます。一方で、聖書こそそうするべきだと教えている、と確信している人もいます。

実際、自分を好きになり、自分らしさを大切にすることは、聖書が授ける知恵によってでも、そこから逸脱してでもできます。というのは、自尊心には、高慢な自尊心と謙遜な自尊心の両方があるからです。

この冊子は、人が神の視点で自分を見ることができれば、自分を尊び、自分を大切にすることができる、という確信に基づいて書かれています。神がさせてくださるなら何でもできると信じている人たちこそ、もっとも健全でもっとも現実的な自己イメージを持っている人たちです。(A6版 48ページ)

なぜ信じられるのか~10の理由

信仰についての疑問に答える

現代人はスピリチュアルというものに興味をもっています。霊の世界に対する関心は、昔からありました。しかし、それによる弊害も起こっています。何を信じるかということは、小さな問題ではありません。なぜなら、人の運命を決定づけてしまうからです。
私たちは何を信じればよいのでしょう。誰を信じればよいのでしょう。これらの答えによって、私たちの人生は方向づけられていきます。神は存在するのでしょうか。聖書は信じるに値するのでしょうか。きちんとした証拠をもとに、これらを論じることはできるのでしょうか。この問題を一度は考えてみるべきです。
この冊子は、この問題に関する信頼に値する証拠を集めたものです。その証拠は信頼に値するだけでなく、永遠の扉を開く鍵を指し示しています。もしあなたが、信じるに値するものを捜しているなら、この冊子を読んでみてください。そして、これらの証拠の信憑性について考えてみてください。
(A6版 32ページ)

沈黙を破るために ―主のめぐみを分かちあう

私たちの人生においてもっとも大切な方について人に語ろうとするとき、なぜ最初の言葉がなかなか出てこないのでしょうか。なぜ、私たちが聞いた喜ばしい知らせを、他の人に伝えることをためらってしまうのでしょうか。自分が見いだし手に入れた、死に打ち勝つ方法、永遠のいのちを得る方法、罪を赦していただく方法、神の永遠の素晴らしさを探究する方法を他の人々に伝えるために、すなわち、自分が最もしたいと願っていることをするために、私たちは一体どうしたら良いのでしょうか。そのガイダンスとなるものはないのでしょうか。
(A6版 44ページ)

確信を持って祈る ―失望を希望にかえる祈りとは何か―

何かに失望すると、クリスチャンでも祈らなくなります。自分の人生をめちゃくちゃにした人に対して怒りや恨みを感じながら祈るのはむずかしいでしょう。神ご自身に失望させられた、と感じているならなおさらです。

しかし、神は、そんな私たちの気持ちをご存知です。同時に、そのような私たちでも恵みの御座に近づくことができるように、道を備えてくださいました。デービッド・エグナーは、この冊子の中で、神に答えていただけるような祈りができないと嘆いたり、神を信じつづけることができなくなったりした人々に、助けの手を差し伸べています。(A6版 48ページ)

津波のあとで

― 自然災害に襲われたクリスチャンが、聖書のみことばを通して考えたこと

この冊子の著者アジス・フェルナンド師は、国際的に信望の厚い聖書解説者であり、神学者です。また、スリランカのYouth For Christ (ユース・フォー・クライスト) の総主事でもあり、デイリーブレッド スリランカの理事でもあります。
私は彼を友として、また主にともに仕える同労者として尊敬しています。彼の神に対する愛、家族への愛、同僚への愛、そして伝道している人々に対する愛は、誰の目にも明らかです。
2004 年12 月26 日、彼の愛する母国スリランカを大津波が襲い、壊滅的な被害を与えました。フェルナンド師が神を愛する一市民としてまとめた考えが、ここに書かれています。(A6版 32ページ)