信じたばかりの頃の喜び
ティーボールを考えついた人は、天才だと思います。ティーボールは野球に似ていますが、小さな子どもでも三振することなくボールを打てるからです。このスポーツには、投手はいません。5~6歳の子どもの腰くらいの高さのゴムの台の上に、ボールを置きます。そして子どもは球に当たるまでバットを振り、当たれば走ります。私が初めてコーチをした時、一人目のバッターが外野まで届く大ヒットを打ちました。すると、全員が守備位置を離れてボールを取りに走りました。そして、ひとりがボールを取ったのですが、内野には誰も残っておらず、送球できませんでした。外野では、バッターの快挙に選手全員から歓声が湧き上がりました。
イエスを信じて救われたばかりの人は押さえ切れない喜びが湧き上がり、その人のそばにいると、こちらまで嬉しくなってきます。私たちは喜びをともにしますが、私たちだけでなく、御国の天使らもこの喜びを共有します(ルカ15:7)。新しくクリスチャンになった人は、主イエスを情熱的に愛し、もっと主を知ろう、もっとみことばを学ぼうとワクワクしています。
しかし時がたつにつれ、クリスチャンとして生きる苦労や葛藤にくじけ、今では初めて信仰を持った時の感動が薄れることもあるでしょう。ですから、新しく信仰を持った人たちと喜びを共有しましょう。神は、あなたの信仰をリフレッシュさせるために、この人たちを用いておられるのかもしれません。
いったん退いて前進する
◆ ヨブ記30-31
◆ 使徒13:26-52
群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。―マタイ14:23
友人が教会のリーダー修養会のことを分かち合ってくれました。彼の教会のリーダーたちは、日常の生活を離れてともに礼拝し、祈り、計画を立てて2日間を過ごしました。心身ともにリフレッシュして、益々活力があふれてきたそうです。「日常から離れる修養会は、教会の働きを前進させるためにすごく役に立つと思います」と言っていました。