友を得る
ソーシャルメディアの急速な普及は、皮肉にも、人間の孤独を深めています。あるオンラインニュースは、次のように警告します。「過度なネット依存や、ネット上のみにつながりを求めることは危険であるという見方がある。それによると、ネット上の仮想の友だちは実際の友だちの代わりにはなれず、そうしようとすると、さらに孤独や憂うつを感じるという。」
記憶する賜物
神学生の頃、老人ホームで働いていました。入居者の人たちの話に耳を傾けていると、ほとんどの人が、会話の端々で「今の生活は寂しい」と打ち明けました。友人たちはすでに亡く、自分がこの世を去ったとき、懐かしんでくれる人がいるだろうかと憂えているのです。
決してひとりではない
1年で聖書を!
◆ Ⅰ列王記14-15
◆ ルカ22:21-46
◆ Ⅰ列王記14-15
◆ ルカ22:21-46
聖書のみことば ヘブル13:1-8
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」―ヘブル13:5
大学時代にサッカー選手としてプレーをしたせいか、「すばらしいゲーム」にひときわ魅力を感じます。その点で、特にイングランドのプレミア・リーグの試合が大好きです。高い技術とスピードがあるからです。同時に、ひいきのチームのためにサポーターが歌う応援歌の中にも、すばらしいものがあります。例えば、リバプールというチームは長い間、ミュージカル「回転木馬」の名曲「決してひとりじゃない」をテーマソングとして歌ってきました。5万人のサポーターが立ち上がり、この古い曲をひとつになって合唱するのを聞くと感動します。最後まで一緒に歩んで行こうというのは、選手にとってもサポーターにとっても、励まされることです。彼らにとって、ひとりぼっちで行くなど、あり得ないのです。