警告を繰り返そう
駅や空港で動く歩道を使って、「ご注意ください。間もなく終点です。ご注意ください。間もなく終点です」と、録音されたアナウンスが繰り返されるのを聞いたことがあるでしょう。
イエスについて話す
引退したメジャーリーガーであるトニー・グラッファニーノは現在、ヨーロッパで宣教活動をしています。毎年、彼の宣教団体は1週間のベースボール・キャンプを開催し、その間、毎日聖書の勉強会を行います。主事はキャンプ参加者に、神がおられることを論理的に説明し、神を信じましょうと勧めてきました。このようなことを約13年間してきましたが、救われた人はたった3人でした。
ただであげます
信じられないような大金を「あげます」というメールが毎日送られてくることに驚いています。先日、1週間分の金額を合計してみたところ、私の取り分は約20億円になりました。しかし、「賞金は100万円」も、「1千万円差し上げます」も、すべてはお金をだまし取ろうとする悪い人たちが送信しています。
私たちはみな、ただには弱いものです。けれども現実には、ただほど怖いものはない、という言葉のとおり、詐欺行為の場合がほとんどです。偽りの希望を差し出され、その夢は打ち砕かれてしまいます。
一方で、信じがたいほど良いにもかかわらず、正真正銘の話がひとつだけあります。それは、神が提供してくださった福音です。イエスが十字架上で成し遂げられたわざを信じれば、たましいの救いが与えられるという知らせです。聖書は「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と語ります(使16:31)。このような救いを提供するために、神は非常に大きな犠牲を払われました。一方、私たちは非常に大きな恩恵を受けたのです。ローマ人への手紙は、「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです」と語っています(ロマ4:25)。
この救いを受け取るなら、永遠のいのちの望み(テト1:2)、神との平和(ロマ5:1)、罪の赦し(エペ1:7)、限りなく豊かな恵み(エペ2:7)、そして、あがない(エペ4:30)が与えられます。この取引きは詐欺ではありません。イエスの死と復活がそれを保証しています。
指示を与える
◆ エゼキエル書22-24
少し前のことですが、家内の車を牽引してもらうことになりました。業者に電話をして、我が家への道を説明し、カーナビは使わないようにと運転手に伝言して欲しいと言いました。なぜなら、同じ名前の道路が畑を隔てて存在するので、カーナビ頼りでは道に迷ってしまうからです。電話の相手は運転手に必ず伝えますと言いました。
ところが、家の前に立ってレッカー車の到着を待っていると、運転手から電話があり、カーナビを見ながら来たが道に迷ってしまったと言いました。「やはり」と思いながら道案内をしたところ、ようやくレッカー車が到着しました。
クリスチャンは、天国への行き方に関する正確な情報、つまり、「イエスと個人的な関係を結ぶことによって天国に入ることができる」という事実を提供しなければなりません(ヨハ3:16、Ⅰコリ15:1-5参照)。善行を積むとか、できるだけ良い人になる、というような自分勝手な宗教観に従っていっても天国には行けないことを、きちんと教えてあげなければなりません。相手の宗教に配慮しつつ、私たちは、キリストの死、埋葬、そして復活という真の福音を伝えなくてはなりません。イエスが、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」(ヨハ14:6)と、はっきりおっしゃったのですから。
救いは人の力で到達できるものではなく、キリストの贖罪によって与えられる恵みだ。
分かっていない
◆ Ⅰサムエル記10-12
◆ ルカ9:37-62
私はだれに対しても自由ですが、より多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。―Ⅰコリント9:19
クリスチャンのスポーツ記者がメジャーリーグ選手の控え室を訪れました。ふたりが話していると、フロントの人が通りかかり、惨敗したにも関わらず「クリスチャン話」をしていると気づきました。この人は「試合のインタビューをちゃんとしろ」と記者を怒鳴りつけて立ち去りました。オールスター試合のピッチャーでもある選手は、記者にあやまりました。「悪かったね。彼は何も分かってないんだ。」