1年で聖書を!
◆ ヨブ記20-21
◆ 使徒10:24-48
聖書のみことば マタイ6:25-34

 

あすのための心配は無用です。―マタイ6:34


木陰に止めた車の中で昼の休憩をとりながら、いくつかの心配ごとに思いを巡らしていました。すると、くちばしに丸々とした虫をくわえたコマドリが、ドアの近くにとまり、私を見上げました。それを見て、マタイ6章25-26節にあるイエスのみことばをはっきりと思い出しました。「自分のいのちのことで、…空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。」

もう何年も前のことですが、ポール・バーデン師が提案した心配ごとの対処法を、デンバー神学大学院の機関誌「フォーカル・ポイント」で読みました。

まず、心配ごとリストを作ります。例えばローンの支払い、仕事のこと、子どもや孫たちについて、健康、将来の生活など、あなたの心配ごとを書き連ねます。

そして、心配ごとリストを祈りのリストにします。今ある状況の中で、主が働いてくださるように祈ります。特に、あなたの必要について具体的に祈り、主に頼ります。

さらに、祈りのリストを行動リストに変えるのです。もし、自分から行動すべきだと思うことがあったら、そうしましょう。ただ心配するのではなく、心配から祈り、そして行動と移っていけるなら、心配は「対処できない不安ではなく、責任をもって対処すべき課題」になるだろうと、バーデン師は語っています。

今すぐに自分のリストを作ってみてはどうでしょう。    (Anne Cetas)

祈りの課題になったことは、もはや心配の種ではない。