1年で聖書を!
◆ ヨブ記30-31
◆ 使徒13:26-52
聖書のみことば マタイ14:13-23

 
群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた。―マタイ14:23


友人が教会のリーダー修養会のことを分かち合ってくれました。彼の教会のリーダーたちは、日常の生活を離れてともに礼拝し、祈り、計画を立てて2日間を過ごしました。心身ともにリフレッシュして、益々活力があふれてきたそうです。「日常から離れる修養会は、教会の働きを前進させるためにすごく役に立つと思います」と言っていました。

前進するために仕事から離れるというのは妙ですが、実際はそのとおりです。意味のある前進をするためには、いったん現場から退却して体勢を立て直さなければならないことがあります。神との関係においては、特にそうです。 

イエスご自身は、「退いてから前進する」を実践しておられました。ガリラヤ地方で人々を教えた忙しい日が終わると、主は群集から身を隠されました。マタイの福音書14章23節には、「群衆を帰したあとで、祈るために、ひとりで山に登られた。夕方になったが、まだそこに、ひとりでおられた」と書かれています。父なる神の御前で、ひとりになられたのです。

私たちが、目が回るように忙しく生き馬の目を抜く世の中で、何としても前進しようとするならば、疲れ果ててしまいます。私たちは、多くの奉仕をしたいと願っていたとしても、自分から意識的に「退いて」、神の御前で静かにするときを作らなければなりません。御力によってリフレッシュさせていただくなら、より良い奉仕をするエネルギーが沸いてきます。前進しようとする前に、イエスのみもとに行って力をいただきましょう。 (Bill Crowder)

御父とふたりきりになる場所が、前進する力を得る場所だ。